わたしたちの教科書 DVD-BOX ~ディレクターズカット完全版~
とにかく、菅野美穂がよかった。
ありがちなイメージといえばそうだけど、
きっちり感を出すためにかけたという眼鏡とか、常にスーツな感じとか、よかった。
そしてそのスーツが可愛かった。
学校に到着するたびに移る足元も、文系らしい色気がでてて素敵に見えた。
だけど、私がいちばんこのドラマを評価する点は、セリフ。
弁護士という「難しい言葉」を操る人が、
中学生と話すシーンでは優しい口調になりながらも、その理論性を欠かずに対応するところ。
それが良かった。
いじめられてる子にも、優しい口調でありながらも、感情論ではない、真実味のある?理論的な説得。なぐさめ。励ましをしている。
そのような場面でなされる会話シーンは、一見の価値ありです。
テレビドラマでは珍しく、ヒューマンなドラマだったと思います。
あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書
中学生の教科書としてよりもスウェーデンの社会体制をまとめた小冊子のようだ。これだけの内容を子ども達は義務教育で習って大人になる。日本では、自分が出産する時、犯罪を犯した時、失業した時、障害を持った時にどのような状況になるか、子どもを養うのに必要な金額などを教えているだろうか。観念的な内容でなく、法律で定められた権利と義務、そして社会の現状が統計的な事実として提示される。様々な社会的な問題に出会ったときに法的なこれだけの知識があれば社会的援助がどこで受けられるかも迷わないし、現実に立ち向かう勇気もわく。社会のネガティブな側面を語っているが、夢を壊すのではなく、そのような状況をどのように克服して行くのか、に焦点を当てている本だと思う。
内容はとてもすばらしいが、日本の現実とは異なる物なので星四つとした。日本の中学生のためにも日本の法律、制度にそったこのような本がぜひ欲しいものだ。
Water Me
泣けるほど美しく、そして考えなければいけない事を感じさせる、素晴らしい歌詞。
この人は天才ですね。歌詞を読んだら胸の奥をグッとつかまれたような気分でした。
…僕は、これまで周囲をどれ位真剣に見ていたのでしょうか?
…あなたは、周りの人が口に出せなかった苦しみに気づいた事はありますか?
BONNIE PINKは不思議な哀愁を漂わす曲を作り出せる、数少ないアーティストだと思います。
Thinking Out Loud
ドラマやCMで使われた曲が入っており親しみやすい今回のAlbum。初回には"Anything For You""Water Me"のDVDがついてます。私が個人的に好きなのは"Water Me"初め聴いた時は誰が歌ってるか分かりませんでした。後からBONNIE PINKが歌ってると知って,BONNIE PINKってこういう歌も歌えるんだ!!って感動しました。歌詞に込められた想いがすごく伝わってきます。疲れた時に聴いて癒されるのもいいかもしれませんね。夏らしい曲も入ったこのAlbum,聴いてみる価値はあると思います。
わたしたちの教科書 オリジナルサウンドトラック
2クールも前のドラマなのに、どうしても気になって買ってしまいました。
ラフマニノフは好きなのですが、そのクラシック曲のいいところをピックアップしてアレンジした感じです。聴き易くしてくれて感謝です。
・真相に近づいたときに流れる切迫したバイオリンとホーンの曲→Self Breakdown
Rachmaninov:交響曲第2番 E-moll 第2楽章 Allegro molto
・二人の秘密基地が映るような涙のシーンでのバイオリン曲→Flower of Life
Rachmaninov : 交響曲第2番 E-moll op.27-第3楽章.Adagio
のようなかんじです。