ライヴ・イン・トーキョー [DVD]
2007年6月に草月ホールで行われた女性3人によるピアノトリオライブの映像作品。全体的に選曲・演奏が山中千尋さんの強い表現意志を反映した激しいものが多く、迫力十分ですが、「Abyss」等と比べると聴きやすくはないです。したがって、BGM的にイージーに流すのには向いておらず、画面と対峙してしっかり視聴したい作品となっています。
本来、知的な美貌の山中さんですが、このDVDにおいては、腕の筋肉の動き等も含め、アスリート的な美しさに溢れていて、魅力的な映像となっています。価格も安いですし、特に山中さんの大ファンでなくても、現代的なピアノトリオ演奏が好きな方なら、買っておいて損は無いはずです。山中千尋ファンの人は、もちろん必携でしょう。
Bend It Like Beckham (Bite)
この映画、実はオーストラリアで見逃したのです。さらに、日本でも上映されたらしいのですが、またまた見逃してしまいました。DVDはまだかとアマゾンさんで検索したところ、ノベライズであるこの本を見つけました。
で、読み始めたのですが、これが大当たりでした。ストーリーがおもしろい。キャラクターに魅力がある。しかも英語が簡単で、活字がでかい。ハリーポッターを読むのに(日本語版でカンニングしながら)一月かかったこの私が、ページをめくる手ももどかしく数日で読了したのですから、英語再入門中のおやじには、得難い作品でした。
それにしても、スポ根青春ドラマは燃えますね。主人公が「ベッカムのように曲げた」時には、こっちまでガッツポーズ取りそうになりました。
Once Around the World
「イット・バイツ(It Bites)」ホントに好きでした。
というか、好きです。
80年代のプログレでは、ダントツでしょう。
大御所(ジェネシス、イエス、EL&P、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン)に次ぐほど、と言ってもイイです(やっぱり、PFM、フォーカス、ジェントル・ジャイアントの次ぐらいかな・・・)。
それぐらい、惚れ込んでおります。
最高傑作は、この「ワンス・アラウンド・ザ・ワールド」。必聴です。
そのIt Bitesを引っ張って行ったのがフランシス・ダナリー。
ピーター・ガブリエルを思わせる、ちょっとクスんだクセのあるヴォーカル(実際、フィル・コリンズ脱退後、ジェネシスのオーディションに参加)。あくまでもロック・フィーリングを失わない、エネルギッシュなギター・ワークで、「若さに満ちあふれた、ポップなプログレ」を展開してくれました。
90年にIt Bitesを脱退(最近、フランシス抜きで再結成しましたがイマイチです・・・)。
以降、これまでに8枚ほどソロ・アルバムを出してますけど、はっきり言って、売れてる状況とはほど遠いです。アコースティック・ギターの弾き語りといった、味はあるけど地味な活動ぶり。ロバート・プラントのツアーに参加したのが、ハイライトと言えるぐらいでしょうか。
ところが、2005年になって、動き始めます!
イエスのクリス・スクワイアとピーター・バンクスの在籍していた伝説のプログレ・バンド「The Syn」が再結成。そのツアーにダナリーが参加したというわけです。
さらに、The Synは今年に入ってニュー・アルバム「Big Sky」をリリース。フランシス・ダナリーが、プロデューサー、コンポーザー、ギタリストとして参画し、アコースティックな現代的プログレを生み出しました。
ところが、彼はまた脱退。。。今度は、「New Progressives」という、意味ありげな名前の新バンドを結成です。
要するに、ひとところに落ち着けないヒトなんですね。
とにかく、暴れはじめそうなフランシス・ダナリー。要注目です!
BITE IT!―NORIKO写真集
ペントハウス・ジャパン創刊号でスクープヌードを飾った彼女の第1弾ヌード写真集。のっけから荒野の真ん中で全裸を披露する浜田範子(この写真集では彼女の表記はこうなっている)その意気込みが見るものに伝わってくる。赤い岩の上で横になる姿や、土にまみれる姿などは最高である。全裸と同時に彼女の特徴的なおへそにも注目してみるのも面白い。