傀儡師リン 14 (ボニータコミックス)
和田慎二の漫画作品で最初に読んだのは「わが友フランケンシュタイン 谷間に鳴る鐘」(1973年 別冊マーガレット9月号)だった。
コミックを買って真剣に読むようになったのは「スケバン刑事」第二部の連載が始まってからだが、そこから数えても30年以上にわたって和田慎二の漫画作品を読んできた。
そして、とうとう帯に「絶筆」と書かれた本を手にすることになってしまった。
無念としか言いようがない。
スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ 通常版 [DVD]
私はアイドルファンではなく原作者の和田慎二ファンですが、これは素直に面白いと思いました。ただ大袈裟な見栄やアクションは今の人には受け入れがたいかもしれません。メッセージも辻褄もありません。良い評価だけでなく悪い評価だけでもない。賛否両論ある、こういう映画こそ本来映画の在るべき姿だと思います。
スケバン刑事 [DVD]
テレビシリーズ「スケバン刑事2」のその後を描く劇場版。
かつてない強敵の出現、威力が強すぎて自らもダメージを負ってしまう新型ヨーヨーなど
まるで教科書のようなスケールアップが楽しい。
随所に映画的仕掛けが満載で、お約束の最終決戦はなかなかのカタルシス。
テレビ版が馬鹿馬鹿しいと思う方にはおすすめできませんが、かつてのアイドル映画が
「映画」であったと感じられる良作。
傀儡師リン 13 (ボニータコミックス)
涙・涙・涙・・・この巻が最後の巻になるのかな・・・和田先生の訃報を聞き書いてます.傀儡師リンはこの巻から人形達の新たな進化が起こったりクレージーピエロの新たなマスター候補が現れたり麻丘 雛がついに動き出すとこれからと言う時に・・・和田先生の久方ぶりの長編連載作品が未完で終わるのはとても悲しくとても残念です.あとがき漫画は訃報を聞いた後だとなんだか悲しみが倍増するくらいパワフルです.また一つ楽しみな漫画が無くなった・・・今は先生のご冥福をお祈りします.涙・涙・涙
スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ コレクターズ・エディション (数量限定生産) [DVD]
深作健太が監督すると聞いて危惧していたが、やっぱりひどかったなぁ。松浦亜弥は頑張っていました。その印象だけです。初代の良さ……学校や大人の価値観への反抗、ヨーヨーの破壊の快感、そういった物がいまひとつ。所詮若者の暴走といったところに収束したのは残念。面白くなる可能性があっただけに残念。東映も『デビルマン』や『仮面ライダー・ザ・ファースト』の様に過去の栄光を落しめるリメイクはやめて欲しい。