娘に・・・
島津亜矢さんがデビュー17年目にして発表したカバーシングルです♪
しかし単なる大ヒット曲カバーをしているわけではありません!!!
吉幾三さんの「娘に・・・」、ばってん荒川さんの「帰らんちゃよか」とどちらかといえばマイナーながら感動的な曲を亜矢姫がしみじみと歌っています。
亜矢姫の歌唱もいつもより抑えて歌っていてそれがまた良いんです。
「娘に・・・」先に言いましたように吉幾三さんが以前アルバムからシングルカットした曲です。
津軽の香りがする淡々としたメロディーに乗せて亜矢姫(親)の切々とした歌唱が聴き手(子)に話しかけているようで本当に感動します。
藤十郎は2番の♪夢だった二十年 ありがとう我が娘~のフレーズを聴くだけで涙があふれそうになります。
藤十郎は娘ではありませんがいつか一人立ちするときに藤十郎の親もこういう気持ちになるのかなぁと感じてまた泣きそうになってしまいました。
「帰らんちゃよか」最初はカップリング曲扱いでしたがほとんど両A面扱いの歌になってます。
この曲は亜矢姫の故郷の九州弁で子の身を案じている親の気持ちを歌っている歌です。
「帰らんちゃよか」は「帰らなくていい」という意味だそうです。
その人の子供じゃないのに何だか自分の親に言われているような気がして亜矢姫に背中を押されている気持ちになります。
一つの手紙を読み終えた気分になり自分で歌っても感情移入して涙があふれてしまう感動の1曲です。
自分は親じゃありませんがこの歌詞の気持ちがわかる気がします。
亜矢姫はまだ親になっていないのにどうしてこんなに親の心を理解して歌えるんでしょうか???
それは亜矢姫がとっても人思いで優しいからだと思いますね。
帰らんちゃよか/屋台/九州まつり唄
「帰らんちゃよか」は何れ大ヒットすると思う。
演歌とも童謡ともJ-POPともつかない、誰が聴いても「ジーン…」と来るものが有る。歌詞もメロディーも申し分なし!ただ宣伝が足りないだけ。
しかし一旦火が点けば燎原の火の如く広まると思う。
世の中も標準語から方言へ関心が移っているこの頃、タレントのヒロシ効果も有って、熊本弁は違和感無いはず。この曲は本当にイイですよ!
何遍も言いますが、歌詞が良いし何よりメロディーが凄く良い!!どんな一級品にも負けない名曲です。知らない人も是非一度聴いてみて下さい。絶対に「あ、ナルホド…」と思うはず。それくらい馴染み易くて良い曲です。心に響く、心地良いメロディーです。是非一度聴いてみて下さい。絶対オススメです!!