燃える!お兄さん 3 (集英社文庫―コミック版)
「燃えるお兄さん」は1987年から週刊少年ジャンプに連載されたアクション(?)ギャグ漫画です。巡回探職労働者に関する表現で問題が発生してジャンプの回収騒ぎを起こすなど変なところで注目をあびた作品でした。好き嫌いが別れる作品(奇面組が好きな人は特に嫌いな人が多い・・・)でしたが、私はそれほど悪い作品だとは思いませんでした。そんな「燃えるお兄さん」の本巻ではとーちゃんがおバカな理由で腰を負傷。その療養を兼ね国宝家(+火堂&ロッキー&さゆり)は温泉旅行へ。例によって憲一は大ハシャギ。温泉はもちろん、動物園あり、スケートありで波乱必至の催し満載の、国宝家温泉ツアーが始まる。
YOUMEX ORIGINAL LIBRARY SERIES VOL.1
隠れた名曲という表現があるが、このCDはまさしく隠れた名曲の宝庫である。特に子門真人と渡辺宙明コンビによる「勝利のマシンロボ」、「戦え!バイカンフー」が最高。キカイダー01やイナズマンでおなじみのコラボレーションが再び登場。「戦え!~」の渋さの増した子門の歌声に聴き入ること間違いなし。
輝け!週刊少年アニメ王80’s
全盛時の週刊少年ジャンプからアニメ化された作品の主題歌をコンパイルするというアイデアは悪くはない。この一枚がまさに80年代の漫画→アニメの縮図の半分であることは事実だ(もう半分はあだち充や高橋留美子を擁するサンデーとミスター味っ子のマガジン)。
ただ、こういう「つまみ食い」型のCDは中途半端であることも事実。本当に音源を欲しがっている人にはもどかしいだろうし、ただ懐かしいという気持ちだけでこのCDに手を出す人がどれだけいるかは疑問だ。
例えば、シティーハンターなら(セリフがかぶっているが)「Dramatic Master」というテーマ曲をほぼ網羅したCDが今もあるし、東芝系の主題歌(オレンジ★ロードや燃える!お兄さん)は2004年に「Youmex Original Library Series」3巻6枚になって復刻されている。逆に、(最初の)キャプテン翼関連のCDは廃盤で入手が困難、復刻を待ち望んでいるファンは多い。Cat's Eyeだってオープニングテーマこそ容易に手に入れられるが(時にNew Takeというのがあるので注意が必要)、エンディングの「Dancin' With The Sunshine」は「ザ・杏里」を中古で探すしかない。
志のないコンピレーションは意味がない。その点では本盤は条件をクリアしている。しかし、CDを買う側の身になって作られてはいない。ファンが本当に望むものを考え、見極めて、制作にあたって欲しい。真にいいものなら自ずと結果はついてくるはずだし、それであってはじめて「王」と名乗る資格があるのではないだろうか。
燃える!お兄さん 4 (集英社文庫―コミック版)
「燃えるお兄さん」は1987年から週刊少年ジャンプに連載されたアクション(?)ギャグ漫画です。巡回探職労働者に関する表現で問題が発生してジャンプの回収騒ぎを起こすなど変なところで注目をあびた作品でした。好き嫌いが別れる作品(奇面組が好きな人は特に嫌いな人が多い・・・)でしたが、私はそれほど悪い作品だとは思いませんでした。そんな「燃えるお兄さん」の本巻では学校は夏休みに突入し、恒例の一大イベント・林間学校の時が訪れる。しかしのっけから、バスジャック犯が憲一たちのバスを占拠!! またしてもハプニング続出の予感が…。さらに新キャラ・ダックくんの登場が物語の暴走に拍車をかけ!?