由利先生と愛しき日々 (ミリオンコミックス Hertz Series 67)
まさか、だけれども嬉しい気難しい小説家由利先生と担当六車くんの再登場。
前回のような読み切り形式でなく長めのストーリーが入っていたのが個人的には少し残念なのですがこれにて大団円。
彼らの愛しき日々は続くのでした。
いとしき日々よ
これから、この国はどこへ行こうとしているのだろう…
そんな問いかけのようにも聴こえてくる、この曲の底知れぬ優しさ、力強さ、また脆さ、弱さを、さらけ出して再び彼がバラードを唄う。
過去には原爆を投下され、大震災に見舞われ、その度にガレキの山から何度も何度も日本人は耐え抜き闘ってきた。そして平和が当たり前のように思っていた頃の我々に東日本大震災が襲いかかってきた。 そんな今だからこそ胸が締めつけられるように、この曲は聴こえてくるのだ。
昭和歌謡が大好きな彼らしく日本語に、こだわったと思われる、この曲の歌詞と流れるメロディーに平井堅の思いが伝わってくる。
不思議と力が湧いてくる。涙が溢れてくる。
今までの日本が負けなかったように
今こそ日本の底力を
いつの時代も不公平な神様に
いとしき日々のために
愛しき日々/遙かな轍
●日本テレビ系 年末時代劇スペシャル「白虎隊」主題歌「愛しき日々」 (1986/10/25)
●日本テレビ系 年末時代劇スペシャル「田原坂」主題歌「遥かな轍」 (1987/11/25)
をカップリングした両A面シングル(8cm CD)・両カラオケ付き。発売当時のレコード会社は Polystar だったが、現在は移籍して Zetima (モーニング娘。他で知られるアップ・フロント系) になっている。
「愛しき日々」は堀内孝雄の代表曲で、「ポップ寄りの歌謡曲」という路線を確立した記念すべき作品である。ド演歌ではなく、あくまでポップスのフィールドで和風の世界を描いたのが、大成功に結び付いた。時代劇の主題歌ということもあり、古風な歌詞でも違和感を感じさせず、若い世代にも受け入れられた。
また、この当時は堀内孝雄の節回しも、今ほどクドくなく、青春時代を思わせる透明感があった。
♪かたくなまでのひとすじの道 急ぐ命を笑いますか
♪もう少し時が ゆるやかであったなら
という小椋桂の歌詞も、悲劇の物語「白虎隊」にぴったり。これに堀内の哀愁をたたえた秀逸なメロディーを以て、完璧な作品に仕上がっている。
一方「遥かな轍」は、「愛しき日々」より、もう少し古風。愛する妻に永遠の別れを告げるシーンを描いていることから、50代以上の世代に受けているようだ。所帯を持ったことがない、僕にはまだ分からない世界であるが、詞・曲とも、なかなかの完成度。非常にお得なCDだ。
白虎隊 [DVD]
白虎隊の物語というよりは、幕末動乱期における会津藩の栄枯盛衰を描き出した作品です。作中での会津藩最大の誉れは「孝明天皇からの御宸翰(ごしんかん)」であり、悲劇の象徴が「白虎隊」であると思います。これまで薩長や土佐側から作られた作品は多いですが、賊軍となった会津藩がメインの作品(獅子の時代というのがあるそうですが、自分は見た事がないので...)はそれだけでも貴重ではないでしょうか。また駆け足ではありましたが、安政の大獄から、池田屋事件・薩長同盟・竜馬暗殺など幕末の大きな事件は抑えてあり、時代の流れに巻き込まれた会津藩の悲喜交交が見事に描かれています。後に製作された同シリーズの「田原坂」「五稜郭」「奇兵隊」「勝海舟」などと合わせて見ると、より深く幕末の動乱を感じる事が出来るのではないでしょうか。このシリーズはどれも見応えがあり、白虎隊はその旗頭のような作品だと思います。難点はケースがトールサイズで無い事、また古い作品の為に画像が悪い事ですが、それでも過去の名作を蘇らせてくれた功績には感謝したいです。
Sing Forever(初回限定盤)
ゆるやかに始まり、サビ〜後半はゴスペル調に感じます♪
「スッキリ」でPVの撮影の様子を見ました。
色々な素人の方がこの曲を笑顔で歌っている様子がおさめられているPV
感動します。
早くライブで一緒に歌いたい!と思える曲。最近バラードが続いていたので
嬉しい1曲ですね。