Bobby Womack IN CONCERT [DVD]
既に米国でリリースされていたライヴDVDの日本盤DVDが遂に登場!!
このビデオの彼女は多少太ってしまっていて昔のスレンダーな面影
はなく、ゴスペルシンガーのような貫禄です。
イメージがぜんぜん違い、別人かと思ったほどです。
肝心の歌声は、多少声量が落ちた感じですがあの唄い方は健在です。
ところどころ自身でピアノを弾きながら、バンドとも息はぴったり。
何より楽しそうです、演奏者全員が。
彼女のライヴを見たことのない方にはオススメのDVD!!
日本盤は字幕も入っているので彼女のトークも楽しめます。
ボーナスではいっているインタビューもイイですよ!!
「Brenda Russell in concert - The Jazz Channel Presents」
1.Expect A Miracle
2.Catch On
3.She's In Love
4.Way Back When
5.If Only For One Night
6.Walkin' In New York
7.Love And Paris Rain
8.Ideal World
9.Piano In The Dark
10.Please Felipe
11.Something About Your Love
12.So Good So Right
13.Get Here
ナウ・ルック
普段(と言うか、これまでずっと)、ストーンズには殆ど触れずに来ました。ロッド・スチュワートの初期作品もいくつか聴きましたが、フェイゼズまでは手が回っていません。
特段、理由らしい理由はないのですが・・・。
そんな中にあって本作('75年作)を聴く事にあまり脈略らしいものがないと思われる節もあるかと思います。強いて言えば"コクがあり、ウォームでファンキーなR&Bテイストのロックで、何かイイのないかなぁ"と知人に漏らしたら本作を推された、という事の顛末です。
共同プロデュースとしてクレジットされているボビー・ウォマックは認知していたのですが、当のR.ウッドは全くの守備範囲外。おっかなびっくりではありましたが、結果として満足に気持ちよく聴けた作品でした。
今やストーンズ中興の祖とでも言えるかと思うR.ウッドが、そのストーンズ加入直前にリリースした本作、本家がやっているR&B的な色あいとはまた別の"やわらかさ"のようなものが感じられる点が、ストーンズ素人の小生にとっては却って吉と出たのかも知れません。
メンフィス・ソウルの名作[9](アン・ピーブルズのカバー)を始め、B.ウォマックのテイストもそこかしこに味わえ、R.ウッド当人のウォームでちょっとダルなvoも各曲でピタリと合っているあたり、"R.ウッド作品の最高作"と呼ばれる所以が判るような気がします。
追って、フェイセズ辺りからの流れも確認してみようかと思ったりしています(今更・・・という声もあるでしょうが、何分、これまで取りこぼしてきたメジャーアーティスト/バンドは山ほどありますので(^^;)
Fly Me to the Moon / My Prescription
ボビーのいちばん最高なのがこのアルバムです。68年の「Fry me to the moon」と69年の「My Prescription」がはいってるんですもの。これ持ってないのは15万円くらい損してますよ!なんつたって「Fry to the moon」から始まって、「what is this」、言わずと知れた名曲中の名曲でアレックス・チルトンから始まって何人歌ってるのでしょう、「I'm in love」!!、のんびりした「Moonright in vermont」。「My Prescription」からは「more than I can stand」、ニーナ・シモンも歌ってる「everyone's gone to moon」、聴いてるとわくわくしてくる極めつけ「I left my heart in sunfransisco」!!!
うーん、この人ってサザンソウルの中でも特別の個性をもってますですね。もうBobby Womackってジャンルかな。
ジャッキー・ブラウン
マニアックな選曲が最高。個人的にはグラスルーツや、ランディークフォードがとても気に入ってます。タラ作品でおなじみの曲間の喋りがちょっと邪魔な人もいるかと思いますが、映画の場面を思い出せ、まあいいかなと思います。