Third Man Out [DVD] [Import]
WOWOWでやっていた、2作目?を見たらよかったので、一作目を購入してしまいました。主人公はゲイの探偵だけれどバイオレンスではなく、エロでもない。主役とそのパートナーはとても自然に静かに愛し合っているカップルで素敵です。 見終わると、”あ〜なんか良かった”と思ってしまいました。 小説が原作らしいので、どんどんシリーズが出来ることを期待します。ただ、日本語字幕版DVDがないのがとても残念です。
情熱の狂想曲 [DVD]
映画そのもののできは星3つ半程度だと思います。ドリス・デイの出演作としては4作目にあたるらしい。1950年公開のモノクロ映画、カーク・ダグラスとローレン・バコールが主演です。二人とも好演と言っていいと思います。しかし、何といってもこの映画のみどころは、ドリス・デイの唄です。ドリス・デイは4曲歌っています。
「the Very Thought of You」。この歌は有名スタンダードナンバーで、ドリスの唄は名唱です。ビッグバンド時代のドリス・デイはこんなふうに唄っていたのかな、と思わせるものがあります。
「Too Marvelous for Words」。この映画のいわゆる show-stopper 。このシーンは、プロ、アマチュア問わず、全 performer 必見。ドリス・デイは何か特別なことをするわけではなく、立って静かに歌っているだけです。しかしこれ以上ないほど光っています。これぞスター。
「I May Be Wrong」、チャーミング、本領発揮。この手の甘くて楽しい歌を唄わせたらドリス・デイの右に出るものはいません。
「With a Song in My Heart」。心に染み入るような歌唱です。
この映画でのドリス・デイは、実にリラックスして軽々と語りかけるように唄っています。ジャズの演奏をバックに唄うドリス、もうたまりません。立っているだけで光っています。価格に不満はありますけれど、ジャズファン、ドリス・デイファンは必見だと言わざるを得ません。
Why? (Keep Your Head Down) (ジャケットB)
自分的にWhy?オリジナルミックスのドラムの音はどうもバランス悪くてあまり好きにはなれないのですが、こちらに入っているリミックスバージョンのインストはオリジナルよりずっと良い音していて、一聴の価値はあると思います。整った再生環境をお持ちで、音楽性を求める方にはむしろこちらの方をオススメしたいですね。
ただ、他の方々が書いてあるとおり、この曲のPVは本当に素晴らしい映像作品になっておりますので、余裕のある方はこちらとDVD付きの両方をお買い上げしても損はしないと思いますよ^^
After the Gold Rush
大学時代にセカンドと同じぐらいひたすら聴きました。
カントリー調の曲も多く、その類は好きじゃないんですが、彼の曲になるとなんか違うというか・・・
聴けてしまうのが不思議でした。
ファズばりばりのサザンマンとかアイキャンリアリーラヴもかっこいい!!
それ以上に印象的なのがアルバムタイトル曲。今でも心の中に突き刺さっています。
ロックぽくはないし、静かな曲なんですが名曲です。
彼の消えそうな鼻声で♪Look at mother nature〜♪と歌われると自分が人工衛星になって宇宙から静かに地球を見ているという気分になってしまうのです。
盛り上がるでもなくでも気分が滅入っているわけでもない微妙な時間に流すと良いと思います。
ただ彼の声には好き嫌いがはっきり分かれると思いますが。
Very Best of Tower of Power: The Warner Years
黄金期とされるワーナー時代の名曲を集めたベスト盤です。私自身ラッパだらけのFUNKやブラコンが好きでEW&Fやアイズレー・ブラザーズ、グラハムセントラルステイションなどいろいろ聞いていましたが、タワー・オブ・パワーには一発でノックアウトされてしまいました。'リズム&ブラス'という言葉を生んだロッコ先生とガリさんの超ファンキーでグルービーなリズムセクションに、精密で洗練された絡み合うホーンセクションとそれにのっかるコーラスワーク。言葉で表現するのは難しいですが、聞けば一発でわかると思います。このバンドはソウルバンドであり、ほとんど白人なので、ブラコンにはならないですが。その手の音楽が好きな人なら気に入ることでしょう。ジャズの要素も、ファンクの要素も、ヒップ・ホップの要素も入ってます。初期の音楽は多少泥臭いところもありますが、それもまた魅力です。ライブでもこのアルバムに入ってる曲はほとんどやってますし、これ以外にもカッコいい曲はいっぱいありますので、ミュージシャンズ・ミュージシャンと呼ばれるタワー・オブ・パワーのソウル入門講座を受講してみんなでハマりましょう。