演歌名曲コレクション6~一剣~
このアルバム発売前夜の広島でのコンサートで、
人前では初めて歌うという「玄海月夜」「柿の木坂の家」
「丘を越えて」を披露してくれたきよしくん
「いままで僕の歌はキーが高いって言われることもあって…
こんどのアルバムはキーを低めにしたので、女性の方も男性の方も
一緒に歌って頂けたら嬉しいです」
「今回は女性シリーズはお休みで…ちょっとお説教っぽい感じ
がするかもしれませんが、人の生き方や、心みたいなものを
歌ったオリジナル作品が入っています」
と話してくれました。
「一剣」のカップリング「きよしの森の石松」は4年前に
作られていたということでちょっとカラーが違いますが、
他のオリジナルは、しっかりと大地に立ち、凛とした視線を感じる
歌ばかりが収録されていて、まぶしいくらいの男ぶりです。
「玄海月夜」は情景が浮かんでくるし、「君去りて今は」は
心情が切々と伝わってきます。
名曲のカバーもあえて難曲を選んだのでは?と思うほど多種多様。
「お富さん」は春日八郎さんを良く聴いているというだけあって
秀逸「人生の並木道」もきよしくんなりの味付けができていて
聞きほれました。
「演歌名曲コレクション」もこれで6作目。
「ことばが温かくて…昭和の歌って本当にいいですよね!」と
弾むように語るきよしくんだからこそ、昭和の名曲が時を越え
生き生きと輝いてよみがえるのでしょう。
努力、努力、全力投球で走り抜けたデビューからの7年間。
大きな拍手と共に、心からの「ありがとう」を送ります。
インテリジェンス人生相談 [個人編]
人生相談 個人編と同様にとても面白い本です。
また各質問に、オススメ書籍を掲載しているため、本好きには
とても参考になります。
真面目に読まずに、軽い気持ちで読むことをオススメします。
LAST FOREVER Tokyo Bunka Kaikan 11.02.2008[DVD]
このDVDが出るまで、”原 信夫とシャープスフラッツ”を知りませんでした。
テレビに原 信夫さんがが引退されるということで出演されていて、そのお人柄に惹かれ、すぐ購入しました。
普段は、Sound Horizonとか聴いてますw
クラシック、オーディオは少し興味があります。
幾度と無く、その後聞いていますが、DVDとは思えない音がします。
SACDが出ているのを知って、どんなに上回る音だろうとドキドキします。
原 信夫さま、お疲れ様でした。
素晴らしい音楽を、新参者にもありがとうございました。
海底大戦争 [DVD]
かつて、東京12チャンネルの日本映画名作劇場だったかで観た。
たぶんノーカット版だったはずだ。
昼間の映画枠でも放送されたことがあるが、かなりズタズタにカットされていた。
まだ若く、体力バリバリのサニー千葉主演の、海洋SFエンタテインメントといったら良いのか。
とにかく、理屈抜きで楽しもう。
細かいことをいえば、けっこう矛盾点があるのだが、そんなことは気にしない。
そして、他のレビュアーもあえて書いていないので、明示はしないが、モンスターが登場する。
この造形がなかなか良い。
適度に不気味さがあり、ユーモラスでもあり。
「スーパージャイアンツ」の宇宙人を連想しちゃったよ。
そして、東映特撮作品だけに、「ジャイアント・ロボ」や「赤影」にも通ずる妙なチープさが漂っている。
これは、東宝の特撮作品にはあまり見られない。
そのたあり、さすがは円谷英二なのだろうが、東映作品はこのチープ感が味なのだ。
本作や「キイハンター」など、体力勝負の作品では、千葉ちゃんは実に良い。
楽しそうに、まさに水を得た魚のように演技をしている。
暑い夏場にみるのにはぴったりの海洋もの。
まあ、海中の描写なんか、思いっきりチープなんだけどね。
でも、楽しい作品だ。
佐藤一斎「重職心得箇条」を読む
この手の哲学書には厚手の本も結構あるのですが、この本には要点が簡潔に解説してあるので短時間で読めます。
薄手の本ですので、持ち歩き、判断に迷ったり逡巡したときに読み返したりするのによいと思います。