OPERA?
2006年に発売されたチェロの奏者の溝口肇デビュー20周年記念アルバム♪
野崎良太(Jazztronik)、土岐麻子、GONTITI、CINEMA dub MONKS、山下洋輔、村上秀一、武部聡志、藤原道山、種ともこ等のアーティストとコラボレーションしている♪
チェロのみではなく、曲、アレンジ、プログラミング等と多才だ♪
クラシックぜんとしたアルバムではなく、コラボにより歌物あり、アレンジも変化に富んでいる♪
PRIVATE PARADISE
中学生の歌う純粋無垢系ロリータヴォイス。薬師丸ひろこに対応する声かも。典型的な小室サウンドというよりはしっとり系サウンドアレンジ。舌足らずな声が妙にリアル。少女期の一瞬の輝きを見事にとらえた一枚。背伸びしたハイヒールはつかの間のシンデレラの証。(9)
漫画版 世界の歴史 2 三国志と唐の繁栄 (集英社文庫)
子供の勉強の動機づけを期待して買いました。
ポイントはおさえられていて期待どおりでした。歴史は暗記モノですが、やはりイメージから入るのは正解だと思います。
NHKスペシャル「始皇帝 THE FIRST EMPEROR」オリジナル・サウンドトラック
NHKスペシャル「始皇帝」のOSTです。
シンセとコーラス、そして胡弓等の中華の楽器を使った音楽。
今でも歴史番組のBGMとして使われる名曲ばかり。
全曲捨て曲がないです。
思えば、このCDが出た頃が、日本人が最後に中華大陸に
神秘性を感じられた時期ではなかったか?
大地の埃、雄大な大河、どこまでも青い天空、果てしない東方の海、そして歴史、
私たちの感じた中国大陸と今の中国(シナ)は遊離している。
今聴けば、哀しいほど懐かしい。
もっとも、日本人が理想化した中国と現実のそれは万差があっただけかもしれない。
現実は遥かにシビアだ。偶像化された音楽を吹き飛ばすほどに。
秦始皇帝
戦車ゲーム「鈍色の攻防」がたぶん代表作なシャングリ・ラがつくったリアルタイム戦術シミュレーション。秦の始皇帝が中国統一する過程をゲーム化している。面クリア型で、ロウアイの乱を鎮圧し秦の実権を握る(第一章)ところから始まって、最終的には斉を攻め滅ぼして(第十二章)、中国を統一する。
各章の冒頭には中国語音声による状況説明があり、それから出撃させる将軍を選択する。選べる将軍は王翦や李信など18名。将軍選択が終了すると、ゲーム開始。兵舎を建て、部隊を編成し、農事をおこない、戦力が整ったら敵城に攻め込む。ゲームの流れはかなり忙しく、敵も隙あらば本拠に攻め込んでくるので油断ならない。将軍も気を抜くとあっさり戦死するので、その運用には注意が必要。
率直に言って難易度は高い。加えて、農事などはいちいち農民一人一人に指示を与えなくてはならないので、結構面倒。そんなわけで忍耐を要求されるゲームであるが、ある程度操作に慣れるとこのゲームの面白さがわかってくる。
このゲームの面白さは、多彩な戦術を試すことができるところにある。囮を使って敵を誘導したり、敵将の首を狙ったり、補給路を断って兵糧攻めにしたり。自分の思い通りに事が運んで城を落とすと高い達成感がある。
なんとなく”SLGは難しい”という世間的な認識があるためか、多くのSLGが初心者でも楽しめることを売り文句にしているのに対し、このゲームのパッケージには「このゲームは、戦術に全てを賭ける覇者達への挑戦状である」と記され、上級者向けであることがほのめかされている。その言葉に偽りはなく、最低レベルの難易度に設定したところで、気楽にプレイできる難易度とは言い難い。ゲームとしてはもっと快適さを高める工夫がほしかったところだが、純粋に戦術の醍醐味を味わえるゲームを望む向きにはおすすめしたい。