歌姫 ドラマCD
歌姫の役の方が本物の女性歌手というのがかなりつくりこまれています。私は…マリアが大好きです。ネタバレはいいませんが、声優さんの豪華さを目的に買うのもいいですが原作本を読みながら聴いてみて。ドラマCDってそうすると凄く楽しいよ。
ゼロの使い魔 Blu-ray BOX
私は主人公が現実世界から異世界へ渡って来て活躍するファンタジーがとても好きです。
ゼロの使い魔、その始まりを描く最初の物語です。
これから発売されますが2期、3期とそれぞれのキャラクターにもドラマがあり、また魅力があります。
多分序盤、物語の始まりに引き込まれてワクワクしたからかな…個人的にはこの1作目が1番好きです。
ただ1つ商品として不満があるとしたら……1作品1クールと少ないので、3作品を1つにまとめてBDBOX化してほしかったという事くらいかな。別々の方が購入しやすいってのもあるのでしょうけどね…
まぁそれはともかく、この1作目は特にオススメです。
ポーの一族 ドラマCD(全6巻) 第3巻 「メリーベルと銀のばら」、「すきとおった銀の髪」収録
そもそも、「メリーベルと銀のばら」を45分のドラマに圧縮すること自体が無茶なのでは? サブプロットの多くが切り捨てられ、折り畳まれて、かなり味気ないことになっています(水車の伏線が回収されないまま消滅したりとか)。原作には、意味のないエピソードや台詞がひとつもないので、取捨選択に苦慮されたのは伝わるのですが。
また、無意味に言い回しを変えた台詞が散見されますが、やはり「メリーベルをお空にほうりあげる」と「ほうり投げる」、「それはユーシスを殺したものだぞ」と「そいつはユーシスを殺したんだ」は全く違うだろうと思います。原作読者の方なら、この感じ分かっていただけるでしょうか。
役者さんでは、ユーシスの脆さ儚さを序盤から予感させて欲しかったところ。マドンナのキャスティングは謎です。そんな可愛い声で「13歳のねんねちゃん」呼ばわりされても、メリーベルは痛くもかゆくもなかろう...というか、役者さんご自身が一番当惑されてるのでは? エドガーはストレートに感情を出すシーンが比較的多く、胸が熱くなりました(小さいエドガーの愛らしさ、鼻っ柱の強さも必聴)。
SEはやっぱり火サス顔負けというか、凄いです。鴉かと思ったら赤ちゃんメリーベルの泣き声だったり、雪路を走る馬の蹄音が異常に軽やかだったり。音楽については、舞踏会の曲がチャイコフスキー(19世紀)とサティ(20世紀)。これ、18世紀の物語なのですが...ノーチェックで世に出てしまっているんですよね(時代が合っていたとしても、貴族の舞踏会で演奏されるかどうか微妙な感じですが、詳しくないので明言は避けます)。言い出せば「トラックとトラックがくっつきすぎていて、余韻もヘッタクレもない」とかキリがないのですが...あちらこちらで制作側の脇の甘さみたいなものを感じてしまいました。(それでも作品全体のクォリティは徐々に上がってきている...と思います)