コント55号 結成40周年記念 ムービーBOX [DVD]
テレビに舞台に大活躍の55号がいよいよスクリーンに進出。大画面を所狭しと大暴れ。まさに、台風並みに吹き荒れた当時のコント55号人気。枠に納まりきれない勢いが、各作品で堪能できます。
また、由利徹、森光子、三木のり平など喜劇界からの先輩陣も多数サポート出演し、欽ちゃん、二郎さんの初々しさも垣間見れて。そんな若さに満ち溢れたスクリーンの欽ちゃんと二郎さんに逢いに、さぁ、みんなでゴー!ゴー!ゴー!!
コント55号のなんでそうなるの? DVD-BOX
コント55号の集大成的番組だった。年末に紅白の裏番組として生中継されていたこともあったと思う。確か「山彦屋」・「取調べ」・「個展」等のネタがあった。腹がよじれるほど笑った事を覚えている。当時は家庭用VTRがなく、カセットテープに録音していた。今やそのテープも無く、記憶も薄れてきたので、DVD化を待ち望んでいた。どの位待っていたかと言うと、文章では表現しきれない程待っていた。舞台狭しと動き回る欽ちゃんと二郎さんの勇姿を再び見られるかと思うと発売が待ち遠しい。どんなネタが収録されているか分からないが、とにかく星5つ!
コント55号のなんでそうなるの?総集編1 [VHS]
私が生まれて初めてお笑いコンビがコントをするというのを見たのは萩本欽一・坂上二郎のコント55号だった。
私が生まれた頃にはコント55号は解散しており、父が撮ったビデオで55号のコントを見た。
それがコント55号で本当によかったと思っている。
どこぞのつまらないお笑いコンビのコントを見て「なんだお笑いってこんなものなのか・・・」と感じてお笑いを嫌いにならなかったのだから。
55号のコントはセリフのほとんどがアドリブになっている。
例えばお寺のコントだとするとそこの寺は貧乏で最後に坂上二郎がボケて萩本欽一が突っ込んで終わり。それ以外は萩本欽一と坂上二郎のアドリブでお客を笑わせていくのだ。
信じられないと思わないだろうか?
某テレビ番組で10分間アドリブでコントをするというのがあるが、それを見た後55号のコントを見ると、どれだけ55号のコントが面白いかというのが分かる。
基本的に55号のコントスタイルは萩本欽一が坂上二郎のやる事に指摘を入れていくという事だ。
硬い言い方なので柔らかく言うと、とぼけた二郎さんに欽ちゃんがイジってイジってイジまくるということだ。
その笑いがドン!ドン!!ドン!!!と畳み掛けてくるので私は腹がよじれるほど笑ってしまうのである。
しかもアドリブだからといって二人は考えて、そして演じているのだ。
フリートークとは全然違う、コント55号のスタイルで私たちは伝説の笑いを見た。
55号のコントを見ないで死んでいく人たちはとても不運に思ってしまうのは私だけなのだろうか・・・
いくよ、二郎さん はいな、欽ちゃん―小説・コント55号
コント55号の全盛期を知る人にとっては、何とも魅力的な本だと思います。天才肌をもって謡われた欽ちゃんこと萩本欽一さんは、想像以上の下積みを経験されていました。小劇場からTVへ雪崩を打って演芸人が進出してゆく中で、TVの方法論によらず、逆に自分たちの笑いでTVそのものの笑いを変えてゆく様が、重苦しい葛藤とともに描かれています。ナイーブな笑いの革命者、反逆者と言えます。コント55号の演出は欽ちゃんに支えられていたのは確かですが、欽ちゃんのアドリブに強烈に対抗できる人が二郎さんだったということも良く分かります。やはり不世出のコンビですね。コント55号の笑いは、この二人だけのもので、ジャンルに括られない凄さがあります。この本は、二人の出会いの頃から、売れっ子になるまでの時代が描かれていて、笑いの原点が偲ばれます。二人の伝記に近いでしょうか。コントの凄さについては今ひとつ十分とは思えませんでしたが、こればかりは実物を見ないと無理でしょうか。ちょっと後半端折っている感じもしますが、55号のファンの方には十分お勧めできます。
お笑い百貨事典 9 昭和45年~53年 テレビが育てた芸人
人生いろんな出来事がある。まさに世の折り返し地点が今の時ではないでしょうか。でも変わらないものがあります。人・感情・心を持っている事‥特に笑いは人間の心をいやしてくれますし、活力を与えます。こういう時代だからこそ笑いが欲しいのです。嫌な事件の多い報道より笑いの一こまが欲しい時ではないでしょうか。