交響詩「ジャングル大帝」<2009年改訂版>~白いライオンの物語~(DVD付)
中2の時、音楽の先生が緑のジャケットに入った「ジャングル大帝」のLPを聴かせてくれた時の感動は未だに忘れられない。その作品が蘇ったと聞いて早速新作を聴いた。当時の感動が蘇ったのは言うまでもなく、サラウンドの力、音の表情や奥行きに新たな感動を覚えた!演奏が今回も日フィルというのも、地元住民としては誇らしい。
動物好きの小学生の息子は、DVDの特典から、いろんな動物の音だけ再生しては面白がっている。イラストとナレーション付きというのも、子供には音楽への興味を開く助けとなっているようだ。わが子がこんなに“歌のない”音楽に夢中になっている姿を初めて見た。かつての自分のように、この作品の感動が息子の心に一生残ってくれることを願っている。
漫画少年版 ジャングル大帝
昭和20年代に描かれた作品とは思えないすばらしい作品と思います.K社の全集版に収録された手塚氏自身の作品解説を読むと,漫画少年掲載ののオリジナル版に対する愛着が述べられています.またK社版の前半部分は漫画少年版原稿喪失による昭和40年代のリライトであり,作者自身も不満があるようです.となると当作品を読むとすれば,懐に余裕があるのならこの復刻版を購入するべきでしょう..
BEST of CRYSTAL KAY(初回生産限定盤)
ベスト盤になるとDVDを付けがちですが、クリケイは違いました。
本当に歌が好きな感じで、2枚組プラス新曲4曲入りCDの計3枚組という大盤振る舞いです。
初期の頃からよく楽曲提供やコラボするm-floの☆Takuによるトラック「Over and Over」や、今をときめく
中田ヤスタカのトラック「Step by Step」がプレミアムディスクに収録されています。
「Color Change」の時もエフェクティブなボーカルラインを披露した後にあのヤスタカサウンドを聴くと結構
遊び心と振り幅があるんだなと思います。
日本語と英語の入り乱れる歌詞も、クリケイのネイティブな発音で違和感がありません。
BoAとのフィーチャリング「Girlfriend」も良いですね。
1枚目のディスクはもう既に懐かしい曲ばかりですが、「hard to say」は今聴いてもやはり良いです。
(と言うより10年分のベストなので全曲良いのは当たり前といえば当たり前ですが)
カラーとしては1枚目がR&B,2枚目がPOPS,プレミアムディスクがバラエティといった感じでしょうか。
聴きごたえ満点のベスト、貴方もいかがでしょう?
イマージュ10 emotional&relaxing(Blu-spec CD(TM))
いま感動にうち震えております・・・。苦節30年。探しに探したモノが、ついにみつかりました。
「日曜洋画劇場」は、高度成長期どまん中の日本の家庭に、毎週洋画を届ける人気番組でした。解説はもちろんあの淀川長治先生。「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・・」の決まり文句から一気にエンディングへ。そこで流れるのが、この「So in Love」でした。
妙に暗いイメージで、荘重かつ華麗。幼心に「ああ、もう寝ないといけないんだ」とプレッシャーを感じつつ布団にもぐり込んだものです。アメリカを代表する大作曲家コール・ポーターが晩年の1948年に手掛けたミュージカル『キス・ミー・ケイト』の一曲。それをモートン・グールド楽団というのが、1951年に録音したらしい。
これが廃盤で、いくら探してもみつからない・・・・。そしてソニーから「イマージュ」シリーズ10で復刻!その歴史的録音が今よみがえる!それは、まさにあのエンディング・テーマでありました。モノラルの古色蒼然とした録音状態ではありますが、上々のできばえ。思っていた以上の感動です。。。
想い出を共有する皆さん、この一曲のためだけでも必買です!!