上を向いて歩こう
悲しみ、淋しさ、悔しさ、多くの世代、たくさんの人々が、この歌を聴いて、歌って、いろいろな出来事を乗り越えてきた名曲です。
イントロのマリンバの心地より音色、間奏の口笛…
ひとりぼっちの夜、涙を流して歩いたことがあるだろうか。
走馬灯のように甦る思い出、出会いと別れ、孤独感が襲う時、坂本九の「上を向いて歩こう」を歌いたくなる。
上を向いて歩こう
最近、カバーが流行っているので、いろんな人が歌っていますが、バンドで清志郎バージョンをやっているので、久しぶりにオリジナルを聞きたくなり、ちょうど良いタイミングでCD化されたので購入。
やはりオリジナルは、さわやかですね。
日航機事故が無かったら、どうなっていたんでしょう。残念でなりません。
上を向いて歩こう
世に出てから今年でちょうど50年となる昭和のヒットソング。
その誕生から世界的に大ヒットにつながる秘話を、
関係者のインタビュ−や当時の資料にあたりながら探っている。
当時小学生だった私も、この曲は覚えているし、
坂本九のまねをしてよく歌ったものだ。
それだけに26年前、
日航機事故で帰らぬ人となったというニュ−スが飛び込んできたときには、
とてもショツクだったことを記憶している。
そんなことから、この本のタイトルを見て早々に手にしたしだい。
ちょうど先日(2011.7/18)、
この曲をテ−マにしたドキュメンタリ−番組
「上を向いて歩こう〜日本人の希望の歌 その真実〜」が
NHKテレビで放映されていた。
その内容と重ねながらとても興味深く読み進むことができた。
中でも印象に残ったのは、掲載されている初演の作曲家直筆の楽譜である。
それを見ると、実際の演奏や歌い方とはと違っていることに気がつく。
快活でリズミックなシロフォン(木琴)に前奏になって定着した経緯なども解説されている。
一つの楽曲の誕生の背景とそれに関わった人々の熱い思いを知るとっておきの一冊。
少しボリュ−ムがあるが、
楽曲誕生50年目、ぜひ一度手にとって見てはいかが。
故郷~尺八で聴く日本の四季
「さくらさくら」 お正月にも聞きたいような、「春の海」の姉妹品的アレンジ。桜の、日本の美を満喫。
「月の砂漠」 異国の世界に入り込んでしまった様な気分に。
「竹田の子守唄」、「村祭」 こんなにいい曲だとは、全く期待してなかったのですが。とにかく聴いてください。
他の作品も何回も聞きたい名演です。
「四季」はアルバム「かざうた」に入っている録音ですが、でれきば、新録で聴けると満足度倍増でした。