驚異のアカミミズ酵素ルンブロキナーゼ ミミズ酵素のちから
最近ブームのメタボ・・・私もその一人なのですが、自分自身の体内では実際どのようなことが起こっているのかあまり分かっていません。そこで生活習慣病関連の本を色々読んでいるうちに、本書へ辿り着きました。
最初はミミズと生活習慣病が関係しているとは思わず、興味本位で購入してみました。ちょっと難しそうではあったので悩みましたが(^^;
内容は、ミミズの酵素が血液や血管(動脈にできる血栓やエコノミー症候群のように静脈にできる血栓、そして血栓が原因になって起こる脳梗塞や心筋梗塞など)へどのような効果をもたらすかに関して分かりやすく書かれています。
さらに、血液の流れが非常に多くの病気と関係していることを、医師である著者が易しく説明してくれているので、高血圧・高脂血症・糖尿病など、個々の疾患の本を読むより分かりやすいと感じました。
興味本位で購入した本書ですが、健康な血液循環がいかに重要かを思い知らされる一冊でした。
余談として、「小さな動物に託された大きなテーマ」の章では、ミミズが如何に人類や地球に役に立つ生物であるかという、面白い話が掲載されており、環境の観点からも考えさせられる内容でした。