Randy Rhoads Years
夭折の天才として今なお高い支持を集めるランデイー・ローズ。激しいグルーヴを発しながらもどこかもの悲しくドラマチックなソロは今なお活き活きとした印象がある。後にOzzyのバンドに加入、ロックスターの仲間入りをしかけるが、最近発表された彼の家族の証言でOzzyバンドへの加入よりローカルバンドであったQuiet Riotへの強い愛着があったことがわかった。本作では日本でだけ発売されたランディー在籍時の二枚のアルバムにライブテイクをあわせた編集となっている。ランディーはそのクラシックの要素を絡めた独特のフレージングもさることながら、彼独自のインパクトを持ったテーマリフやバッキングも非常に個性的だが、後にOzzyバンドでみせるその曲全体に関わるノリも既にこのころから明白に現れており、決して後年Ozzy向けに出来たスタイルではないことがわかる。またランディー他界後、十分なタレントをもつカルロス・カバーゾを加入させ世界的にブレイク、紆余曲折を経て近年また活動を再開したQRもこの当時のグルーブをベーシックにしていることが本作からわかり、何故ランディーがQRにこだわったのかがよくわかる作品である。企画モノは敬遠するむきも、ランディーのスタイルを原体験する意味で一聴の価値があるのでは。また、後年"Blizzard of Ozz"でレコーディングされる"Dee"や、Ozzyとのパフォーマンスで聴くことのできるフレーズが、本作に特別に収録されたギターソロパートで聴くことが出来る。
バンド・スコア オジー・オズボーン/トリビュート~ランディーローズに捧ぐ【完全収載版】
このアルバムを聞いたときの記憶がよびもどされます。
当時CDとレコードで発売され私はレコードを購入しましたがプレーヤーが壊れた為、最近CDを購入
懐かしさのあまりにスコアを購入しました。
昔のスコアは持ってますが、弾いてみると明らかに音が違うんですよね〜
練習する時間がないため、まだ弾いていませんがその辺の違いを含めて楽しみたいと思います。
トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ
たくさんのレビューが投稿されていますが、どれもみな事実。
「聞く」と言うよりもむしろ「感じる」アルバムなのではないかと思われます。緩急をつけて弾きまくる手数の多いギター奏法、とでも申し上げればよろしいのでしょうか?それはまさに、リフとメロディーの洪水。レスポールが悲鳴をあげている様なギターサウンドは、ランディーの叫びなのでしょう。
ヘビーメタルにしてこのグルーブ感は、この時期のオジオズボーンバンド独特の雰囲気。後年のライブには見られません。
一人でも多くの方に「感じて」頂ければと思います。ズバリ!!→ロックしてます。
エルヴィス [DVD]
68年のカムバックスペシャル以降のエルヴィスを知っている方は多いと思うがそれ以前の彼を知る方は少ないと思う。なにしろ50年以上も前のことですから。デビュー当時のこと、パーカー大佐との関係、母親が成功した彼の将来に漠然と不安を抱きながら死に至る様。プリシラやアンマーグレットとの関係等「バイザプレスリー」よりリアルに描かれていて興味をそそる。「ウエストサイド物語」に本当は彼も出演したかったのだ。なんと残念なことか。主役のジョナサン・リース・マイヤーは熱演しているけれど本当のエルヴィスはもういないのだと知るところが悲しいし、カムバックスペシャルで本道に立ち返るところまでが描かれているけれどその後の成功と過酷な運命を知っているので胸が熱くなる。
オフ・ザ・レイルズ (BURRN BOOKS)
日記形式で書いてあり、時系列的に分かりやすかったです。
ランディとオジー、たくさんの逸話で、2人の事をより知る事が出来ました。
そして、ルディ。とてもイイ人なんですね〜。
残念なのは、日本語訳です。
日本語として不自然で、文学的にはバツ。読んでいて、違和感を覚える事多々あり。
もっと良い訳で、書きなおして頂ける事を望みます。