kanji ishimaru
四季の舞台でお姿を拝見出来ず、ファンは寂しい思いをしておりましたが…
CD発売を知り、飛び上がる程の嬉しさです。
2枚組で、変わらぬ美声を堪能するコトが出来、お腹いっぱいで大満足です!
耳障りな音楽が多く、口パクの自称・歌手が蔓延る昨今、この本物の歌声をたくさんの人に聞いてもらいたいです。
Elisabeth in Austria―一路真輝写真集
美しい自然の中の一路さん。
エリザベートもこんなところで過ごすのが好きだったんじゃないかな~と思わせる写真がいっぱい。
一路さんファンなら買い。
エリザベートだけが好きならう~ん…どうだろう。
私は買って良かったけど。
真実
一路さんが自分の言葉で自分が生きてきた道を語る本です。勿論、宝塚音楽学校や宝塚歌劇団についての話が沢山あります。男役への態度が特に面白いと私は思います。それに、子供の頃の面白い話、家族と友人への思い、人生の苦しみや喜び、未来への希望…その全てがこの本に書いてあります。この本は一路さんがお好きな方に勿論お勧めですが、タカラヅカや一路さんがあまり知らない方にもお勧めします。
I’s(アイズ)
ジャケット写真は宝塚時代を意識した感じの「舞台風メイク」ですが、ひとたび中身の曲を聴き始めると、純粋で優しい一路真輝さんの歌声に、思わずうっとりしてしまいます。
「さくら」は伴奏の中に聞こえる二胡の音が醸し出す雰囲気が素晴らしく、一路さんのさわやかで清らかな歌声が悠久の時の流れを感じさせます。「Door」は一路さんの作詞で、ちょっぴり元気がなくなってきたな、と思ったときに聴くと、とても自然な感じで前向きになれます。
そして私のお気に入りは、「たんぽぽのように」です。ひとりの女性の恋愛と人生を読み込んだ壮大なストーリー風の歌ですが、一路さんの「感情的になり過ぎない」ちょうどいい歌い方がぴったりマッチしています。「雨上がりの星空」は、このアルバムの中でいちばん明るくはつらつとした歌で、一路さんの「これから」を予感させる、素晴らしい歌に仕上がっています。
アルバム全体で見ると、すっきりと統制感のある、大変聴きやすいものになっていると思います。
王様と私(ミュージカル)
一路真輝さん(アンナ役)、本田美奈子さん(タプチム役)と名優がそろっているのですがいかんせん、ミュージカル自体が古いせいでしょうか、何かダラダラとした印象のある作品です。シャム王役の高嶋政宏さんは王の「威厳」というよりはなにか「風変わりさ」が前面に出ているような感じがしますね(高嶋さんの独特の歌い方のせいでしょうか?)。あと子役の方がちょっと・・・。
それでも名曲である「シャル ウィ ダンス?」は素晴らしいですよ!シャム王とアンナの心が次第に通じ合っていくのがじんわりと伝わってきます。一路さん、名演です!あと最終シーンである「臨終」は聞くたびにホロリとなりますね。