わさわさ (映画「わさお」オフィシャルDVD付ヴィジュアルブック)
日本映画史上でも稀有な、実在の犬が自分自身として主演する―過去には『マリリンに逢いたい』というのもありました。あと、あの“ハチ公”が、ハチ公自身として映画に出たことがあったようです…―映画『わさお』の撮影期間に撮影されたスチール、およびメイキングフォトで構成された、オールカラーのビジュアルブックです。
映画のストーリーに沿った構成で、わさおの視点で語られるモノローグがあちこちに入っていて、どんな感じで話が展開していくのか、ざっくりとではありますが把握することができます。
いわゆる“わさお本”としては、これまでに出た『わさお』とも『わさおデイズ』とも違い、自分自身の歩んできた物語(もちろん、その中には想像で補うしかない部分もありますが…)、その世界の中にいるわさおを、ややファンタジックなタッチで捉えていて、それがちょっと不思議に思えたりもします。
それにしても、もはや大物の風格すら漂っているわさおの自然体でありながらの役者ぶりはもちろんですが、わさおの小さい頃を演じている(?)シロのかわいらしさときたら(ブログ『わさお通信:今日のしっぽ』等でご確認ください)。
もう見ていただくしかないですね、これは!
付属のDVD―味なピクチャーディスク仕様―には、わさおとシロ中心の、ちょっとしたメイキング映像(約6分。同時収録の特報・予告編とあわせると、約8分)を収録。画面がスタンダードサイズなのですが、本来ビスタサイズの特報・予告編を、画面上下に黒味を入れずに収録してしまったため、画面の左右が切れてしまっています。これは、痛恨のミスと言えるでしょう。
まぁ、いずれにしても『RAILWAYS』の錦織監督のことですから、きっちり、しっかり、ほっこりとしたいい味の映画に仕上げてくれていることでしょう。
“3.11”の影響で、劇場で観ることはできなかったので、ソフト化(映画『わさお』)を楽しみにしつつ、観てからはそのメモリアルとして、手許に置いておきたいと思います。
わさお [DVD]
シネコンのカウンターでチケットを受け取り、さて時間までちょっとあるからブラブラしてようかと近くの大きな本屋さんに入り、何か立ち読みでも……と思った瞬間、激しい揺れが来た。
2011年3月11日。
もちろん映画どころではなくなって、それ以来《幻の映画》になりかけていた『わさお』に、ようやく、逢えた。そのこと自体は、本当にうれしい。だけど……。
実際にこの映画『わさお』を観てみると、登場する人間たちの言動にあまり意味が感じられず、別にそれらがうまいことつながっているわけでもない。
ひとことで言うと、せっかくにぎやかな顔ぶれを揃えていながら、破綻だらけのドラマになってしまっている。
どこがどうだといちいちこの場では書かないけれど、ひとつだけ言わせていただけるなら、“お祭りとドラマの融合”に関しては、古い作品ではあるが『渡り鳥シリーズ』などのうまさを見習っていただきたかったと、残念に思う。
ただし、わさお中心に見方を変えれば、話は別だ。
これはひたすら、“動くわさお”を堪能し倒すための映画だ、と思えば、なかなかのもんである。
わさおが実際に暮らしている鯵ヶ沢周辺の自然を美しくとらえた撮影―撮影監督:柳田裕男さん―も、実に素晴らしい。
わさおの子犬時代を演じる(?)シロのかわいらしさも必見。よくあんなにモフモフしたそっくりな子、見つけてきたもんだ。
映像特典のメイキング特番(約25分。他に約1分の予告編も収録)もあわせて考えれば、“動くわさお”で癒され、心がホワホワしてくることは確実と言えるだろう(わさおの居場所周辺で、画面にちょこちょこ映っているにゃんこたちにもご注目を)。
最後に。
わさお、撮影よくがんばったね。
これからも飼い主かあさんと、鯵ヶ沢でのんびり、わさおらしくしあわせに暮らして行ってください。
歌物語
歌手・薬師丸ひろ子の30年の足跡を凝縮したベストアルバム。今朝(2011.3.2)の「とくダネ!」ではインタビューとともに紹介されていました。
過去に数多くのベストアルバムCDが発売されてきていますが、ほとんど外されてきた歌手デビュー曲「セーラー服と機関銃」のシングル・バージョンも今回はちゃんと入っていて、これがベストオブベストと言える内容ではないでしょうか。(個人的な嗜好でいえば好みのアルバムの歌が全然選ばれておらず、最初は納得いかなかったのですが、客観的に見て妥当な選曲だとは思いますし、本人の選曲ということなので今は大満足しています!)
2枚組みで30曲、しかも1000円で同時発売された新曲シングル「僕の宝物」も収録されているのに、それでいて3000円というお買い得な値段がgood!あのレスリー・キーが撮影した写真もgoodでした!ちなみにレスリー・キーはひろ子ファンなのだそうで、良い仕上がりに納得!
数学的経験
この本の中には数学的な考えが詰まっていると私は思う。またそれは日常生活の中にも生かす事が出きるようにも思う。結構値段のはる本ではあるが読んでみる価値は充分に有る。これにあわせて他の数学に関する本も読んでみると数学と言うものが高校の授業よりも面白く感じられる。先生の話す根拠の無い説明を聞くよりも本を読む事の方が理解しやすく、教科書を見るよりも面白い。そう思わせる本でした。
夏彦物語-オデと家族と南富良野町- [DVD]
もともと犬がとくに好きなわけではないのですが(もともと猫派なので)プレゼントにもらいました。
犬が好きになりました。
なにか、人の肌や暖かさが急に恋しくなるような作品です。
この時期、まさにぴったりの作品です。封入特典のポストカードとっても気に入りました。
(写真が綺麗)スタンドがついていところが気が利いてますね!
しかし、犬って笑うんですね〜。びっくり!