実践 魔法カバラー入門―女神イシスが授ける古代の密儀 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)
入門者向け魔術的カバラの実践用ノウハウが詰まった本です。「魔法」と銘うっていますが、ゼロから「魔術」に触れる方には良書でしょう。技術的にはまず呼吸法や記録の作成という、入門書としてはオーソドックスな内容から紹介されています。その後、実践に必要な生命の樹に関する理論が(入門書としては)厚めに展開された後に、願望達成術としての生命の樹の利用法や霊的視覚の訓練法、基礎的な儀式の紹介と続きます。ページ数に比して(洋書を含めた)類書の中では紹介されている技術の総数が少ないと感じる方も居られるかも知れません。ですが本書を特徴付けている、大沼氏(が若かりし頃?)に経験したと思しき実践上のコツが記述されており、「こういう手順で実施すべし」で終始しがちな類書と一線を画すわかりやすさがあると思います。惜しむらくは「大沼氏のカバラ入門時の自伝的物語」記述のため、読者によっては好みが分かれる可能性はあります(個人的にあまり好みではないので星-1です^^;)。ですが、それは分かりやすさを出すための工夫と割り切るべきところでしょう。ともあれ、実践的カバラに触れてみたい方には最初の一冊として力強く薦められる書です。
女神イシスの降臨―古代エジプト神話の謎に迫る
イシスとは古代エジプトの女神であるが、
現在では神話上の存在と思われているのかもしれない。
しかし、この霊言により実在の人物であると確認できたと思う。
エジプトには様々な形での神話が存在しており、なかなかどう理解
したらよいのか分からないところもある中、かなりその輪郭がはっきり
と表れたのではないかと思われる。
エジプト神話の「死」と「再生」の物語は実話であったことや、
キリスト教の復活信仰の源流ともなった神秘思想の真実が明らかに
され、物語として読んでも奥深いものがあり面白い。
また、イシスの出自をたどっていくと、ベガに遡りプレアデスなどとの
関係やはたまた日本の神道との関係にも話がおよび宇宙大のスケールの
大きな霊言となっている。
一番心に残ったのは、エル・カンターレが地球だけでなくベガやその他の
星にも生まれているという話である。
ともあれ女神となるためには「より多くの人に奉仕する」ことが基礎条件
であるとも語られており、現代に生きる信仰者にとっても大切なメッセージ
ともなっている。
現代の女性にも大いに学んでほしい、貴重な霊言であり、是非多くの方に
読んで頂きたいものである。
ベスト・オペラ100
主だったオペラが収録されており、比較的とっつきやすいCDだと思う反面、歌詞カードがまるで入っていないのが難点。
手頃な価格だけに歌詞カードを要求するのは強欲だとも言えるが、より深くオペラを知ろうとする人には不向きかも。
よくある教養本の類として考えれば充分な出来と価格なので星4つとしてみました。
マグダラの書―ホルスの錬金術とイシスの性魔術
聖書に「穢れた娼婦」として登場するマグダラのマリアのチャネリング本です。
チャネラーは「ハトホルの書」のトム・ケニオン氏ですから、真偽の点では
信頼できると思います。
マグダラのマリアからのメッセージを読んでも、違和感なく感じ取れますし、
なんとなく気高い雰囲気を感じます。
イェシュア(イエス)とマグダラのマリアとの真の関係が明かされていますが、
聖書文化の方たちにとっては、それこそ天地がひっくりかえる程のことでしょう。
また、セックスの奥義とも取れる「イシスの性魔術」なるものも明かされていますが、
これは軽く捉えると、性欲に支配された堕落の世界を構築してしまう危険性があります。
その点で、当時の教会が女性を蔑視することでセックスを封印したことは、
それなりに意義があったことではないでしょうか。
トム・ケニオンによる内なる錬金術(意識変革)の解説は、言葉の意味を詳細に
説明してあり、非常に分かりやすかった。
書籍の大半を占めたジュディ・シオンによる悲劇の半生録は、気がめいるだけで
たいして得るものがなかったことが、残念である。
ベスト・モーツァルト100 6CD
初心者ですが歌曲や宗教曲も聴きたかったのでレビューを参考に購入。
私が初心者だからか、曲の並びのせいか、F.in/outナシだとこんなものなのか、何となくコマ切れ感と短さを感じますが全体的に満足。
朝も晩も勉強時も心地よく聴いてます。