ニューイヤー・コンサート2006
今回は素晴らしいコンサートでした!‥ヤンソンスを少し見くびっていた自分を深く反省!(笑) DVDで映像を観ながら鑑賞するのと違い、CDでは映像に邪魔されずにヤンソンスの造りだす音楽に集中出来る。(映像を観ながら、面白く鑑賞出来るのはクライバーぐらいでしょう!)ヤンソンスはウィーン風とは全く別の生き生きとした生命力豊かなウィンナワルツで観客を魅了しました!ラトビア出身のヤンソンスにとってウィンナワルツなど縁遠い音楽のはずに違いないが、ウィーン風とは別のアプローチで豊かで柔軟性のあるウィンナワルツを演奏しました!クレメンス・クラウスのウィンナワルツは永遠の憧憬だが、カラヤンやクライバー、そして今回のヤンソンスのウィンナワルツも本当に素晴らしい演奏です!ヤンソンスはヴァイオリンを弾いたり、ピストルを撃ったり、なんと携帯を使って観客を笑わせたり、クライバーもそうだったが見かけよりずっとユーモアのセンスがあります。選曲もモーツァルトを演奏したり、最後のラデツキー行進曲まで飽きさせません!‥是非、聴いてみて下さい!‥楽しい、くつろいだ時間をくれますよ!
シュトラウス・ファミリー・コンサート Vol.1
クラウスは現在クラシック最大のイベントの一つであるニューイヤーコンサートを始めた指揮者であり、シュトラウスファミリーの管弦楽の第一人者であった。
戦後はナチスへの協力が争われたこともあったが、こうしてロンドン(デッカ)に代表レパートリーを全盛期のウィーンフィルと収録してくれたのは僥倖であった。正にウィーンの音楽であるこの作品集はたとえモノラルであろうと今後も色あせることなく聞き継がれていくだろう。
戦後はナチスへの協力が争われたこともあったが、こうしてロンドン(デッカ)に代表レパートリーを全盛期のウィーンフィルと収録してくれたのは僥倖であった。正にウィーンの音楽であるこの作品集はたとえモノラルであろうと今後も色あせることなく聞き継がれていくだろう。