中身は大変参考になった。先生の他の、本も全部読みたい。又新しい本を出してください。

自分の処理能力が落ちてきたなと感じて、手に取った一冊。
脳を番地と呼ぶ各部位に分け、各番地毎に機能を分かりやすく説明。
その各番地及び機能の課題への対処方法、トレーニングが示されている。
トレニーニングによって脳を強くし「理想の自分」を作るという導入にも惹かれた。
トレーニングは具体的ですぐに始められる、もしくは始められそうなものばかり。
著者の方は自分でトレーニングに自分流の工夫を加えることも推奨している。
刺激が限定されるのを防ぐためとのこと。なるほど。
早速トレーニングに「意識して」取り組んでみようと思う。
効果が表れるはいつか分からないが。

老化を止めるのではなく、育てていく。
　
前半は、ＭＲＩなどによる脳番地(脳の部位に応じての使われる場所）や経験や勉強、仕事の内容などで脳の成長が変わる等の説明。
脳番地ごとの役割（例えば、「勉強ができるようになりたいなら記憶系脳番地20番」）など。

後半で「脳番地トレーニング」についての説明があります。
毎日の生活や仕事で何気なく行っているようなこともあり、脳を鍛えると意識して行うことで随分変わってくるそうです。

例えば、本を読むのも音読と黙読では、脳番地が違う。
歌が苦手な人は、まず歌わずに歌詞を何回も読むなど。

ドリルのようなものではありません。
でも、この内容を知って損はありません！