耳無芳一の話
幼い頃に読んだ記憶のまましっかりと覚えておりました。
その霊たちとの交流、繋がりが日常と地続きであることと魔除けのお経。
大変面白く。その人々との冷静さが現代人が軽々しく霊ということの間違いを思わざるをえません。
その霊たちとの交流、繋がりが日常と地続きであることと魔除けのお経。
大変面白く。その人々との冷静さが現代人が軽々しく霊ということの間違いを思わざるをえません。
Japan: an Attempt at Interpretation
100年前以上に書かれた本ですが、日本で過ごした14年間の経験や感想にそのなかに込めました。ラフカディオへーンは色んな国で暮らして、このような世界経験を持って、日本の本質を探ることは楽しかったです。その結果、西洋人の視点から考えても、日本人がやることの意味を理解しようとしました。
彼が見た日本は明治時代後半なので、当時流行っていた文明開化思想の影響が強く感じられます。しかし、彼は分かってきて、紹介している日本の多くのところがまだまだ現在まで継続しています。そのために、この本は日本人の考え方や感じ方がおかしく思う外国人にとってだけではなく、今の日本人もよく分からない日本人にとっても興味深い本だと思います。
彼が見た日本は明治時代後半なので、当時流行っていた文明開化思想の影響が強く感じられます。しかし、彼は分かってきて、紹介している日本の多くのところがまだまだ現在まで継続しています。そのために、この本は日本人の考え方や感じ方がおかしく思う外国人にとってだけではなく、今の日本人もよく分からない日本人にとっても興味深い本だと思います。
Kwaidan: Stories and Studies of Strange Things
耳なし芳一などの日本に伝わる怪談話と蝶、蚊、蟻の3つのエッセイから構成されています。 怪談話は現代のホラー映画と比べれば、怖い、というほどではなく民話に近い内容です。 この部分は昔書かれたものとしては英語も簡単でスラスラ読めます。 のっぺらぼうの狢の出現が迎賓館横の紀国坂辺りだったり(今でも車の往来は多いものの暗くて歩いている人はほとんどいない)だったり、雪女の話は今では建て込んでいる東京都下の調布だったり新たな発見もありました。 蝶、蚊、蟻からはそれぞれに違った側面から八雲の繊細な哲学的思考が感じ取れます。 特に、蟻、は高度にシステム化された蟻社会とそこで生活する自我というものが存在しない個々の蟻を観察しつつ人間社会を考察する、と云う不可思議なエッセイです。 変な気持になります。
怪談 [DVD]
ホラー映画はたくさんあるけれど、観た時はまぁ刺激はありますが
ほとんどあとは記憶にはのこらないものばかりです。
これは違うよなー、濃さが違いますね。
原作は小泉八雲のものですからそこから内容の濃さが昨今のと違う。
また役者の濃さが違います。みなさん重量級の名優ばかり。
わかき三国連太郎とか仲代達矢とかそりゃあんた濃いでしょ、わかりますね。
舞台セットもいやー濃いですよ。ロケじゃないから観ていてつくり込みに息がつまります。
んで一番コワいのはなんといっても武満徹の音楽だ。
いやー現代音楽ばしばしの冴え方してます。
怪談とはいえすごい制作の執念がつまった感じでよいです。
ローテクの恐怖的芸術濃度をあじわってください。
ほとんどあとは記憶にはのこらないものばかりです。
これは違うよなー、濃さが違いますね。
原作は小泉八雲のものですからそこから内容の濃さが昨今のと違う。
また役者の濃さが違います。みなさん重量級の名優ばかり。
わかき三国連太郎とか仲代達矢とかそりゃあんた濃いでしょ、わかりますね。
舞台セットもいやー濃いですよ。ロケじゃないから観ていてつくり込みに息がつまります。
んで一番コワいのはなんといっても武満徹の音楽だ。
いやー現代音楽ばしばしの冴え方してます。
怪談とはいえすごい制作の執念がつまった感じでよいです。
ローテクの恐怖的芸術濃度をあじわってください。