ブラックリリスの魔法少女モノ。
安価ながらもHシーンは充実。触手よりは孕ませの傾向が強い。

抜きゲーとしてのコストパフォーマンスも悪くないが、個人的にはストーリーが◎。
もともとの期待値が低かったこともあるが、ストーリー重視でもそこそこ楽しめる。

戦う女の子、という意味での魔法少女好きなら是非。

メモリー部分とキャラクター人形部分が別だと着せ替えてつかるのでよいのですが。ここまでやるならもっと遊び心が欲しいところです。

　2001年度製作、ゲームを下敷きにしたゾンビ映画として登場した本作はミラ・ジョヴォヴィッチを主役アリス（ゲームに無いキャラ）に描いたSF・アクション・サバイバル・ホラーと言う仕上がりで残酷描写ではなく、戦闘対決活劇描写に力を入れた作風であった。（賛否両論の分岐点の要素の一つである。）

　だが、近未来的な建築美学溢れる重厚なセットや特殊部隊の隊員を切り刻んだレーザー光線の威力、スリリングな物語展開等、斬新奇抜な映像光景が当時、なかなか衝撃的であった。ゾンビ犬も登場するが単なる一場面の流れで活躍するわけではない。（アリスの引き立て役）

　ロメロやフルチのゾンビ・ファン、マニア達には今一だったかもしれぬが、ホラー映画としては大変面白い秀作ではあったのだ。皮肉な事に本作の公開後、雨後の竹の子の様にゾンビ映画が量産化され、怪作映画の連発となる。