コドモのコドモ [DVD]
主人公のお母さん。妊娠経験者であるはずの母が、娘のあの様子を見て変だと思わないところがすごく変。
ファンタジーっぽい作風でも、もちっと現実味があってほしかったです。
あと、主人公と男の子がセックスするくだりは笑えないかも。あれをどう捉えるかは人それぞれで、難しい問題だけれど・・・。
ある意味で話のキーパーソンである先生の心境の変化に共感しづらいのも、うーん・・・。麻生久美子さんも甘利はるなさんも、芝居がうまいだけにもったいないです。
ファンタジーっぽい作風でも、もちっと現実味があってほしかったです。
あと、主人公と男の子がセックスするくだりは笑えないかも。あれをどう捉えるかは人それぞれで、難しい問題だけれど・・・。
ある意味で話のキーパーソンである先生の心境の変化に共感しづらいのも、うーん・・・。麻生久美子さんも甘利はるなさんも、芝居がうまいだけにもったいないです。
神童 [DVD]
序盤から中盤まではとても良い感じで、これは傑作ではないかと思いました。映画館で観ればよかったと後悔しながら鑑賞していた程です。ところが、終盤の名ピアニストの来日コンサートでのあまりに突拍子もない展開に、それまで入り込んでいた気持ちが一気に醒めてしまいました。その後もいくつかのエピソードが宙ぶらりんのままラストを迎えてしまい、どうにも煮え切らない感じが残りました。ラストシーンは絵的には非常に美しかったのですが、それが心に響いてこず残念でした。
これ、原作を読んでいる人にとってはいろいろな意味で補完ができるから問題ないんでしょうか・・・?私は原作は未読ですが、正直な感想としては、もう少し脚本や演出が変われば大傑作になったかもしれない「惜しい作品」だったなあというところです。
それにしても成海璃子さんの存在感はものすごいですね。もともとピアノが得意なのだそうですが、この映画の彼女は間違いなく一見の価値有りだと思いました。
これ、原作を読んでいる人にとってはいろいろな意味で補完ができるから問題ないんでしょうか・・・?私は原作は未読ですが、正直な感想としては、もう少し脚本や演出が変われば大傑作になったかもしれない「惜しい作品」だったなあというところです。
それにしても成海璃子さんの存在感はものすごいですね。もともとピアノが得意なのだそうですが、この映画の彼女は間違いなく一見の価値有りだと思いました。
天正遣欧使節の音楽/アントネッロ
400年以上前に遡り現代ロマンを展開する壮大な歴史絵巻に圧倒されました。日本人としての西洋音楽受容のルーツをたどり、時として、枠を超えて、ジャズやフラメンコのようにグルーヴする音楽は、何度聞いても楽しく、哀しく、せつない感興を呼び起こされます。クラシックの音楽史部門のなかで販売されるより、もっとポップな分野で販売されれば、さらにブレークするんじゃないでしょうか。個人的には、ここ10年で聞いたあらゆるアルバムのなかでも、最も感動したアルバムでした。濱田さんを初めとしたアントネッロの皆さんの演奏レベルの高さにも、ただ、ただ尊敬の念が絶えません。仕事がらホールの管理をしていますが、是非、アントネッロを中心としたこのアルバムの皆さんを招聘して公演をしたいと夢見る今日この頃です。