アイドルになりたい。
NHKの歌番組で見て即CD購入決定。鈍器で頭を殴られたかのような衝撃を受けた。見ていて恥ずかしくなるようなパフォーマンスはピンクレディーの登場時を彷彿とさせる。この子は久々に来るぞとワクワクした。が…
しかしライブと違ってCDはもうひとつな出来。テレビではダブルトラック(一人二重唱。歌が上手に聞えたり、独特の味が出る)のように聞えたボーカルがシングルトラック(独唱?)になっている。それと音がよくない。ファンの声や手拍子とおぼしきものをSEとしてあらかじめ入れてしまっているのだが、ゴチャゴチャしていてうるさいだけ。これはやりすぎだと思う。カップリングの曲のMIXは上手くできてるのに、何でA面をこんなにいじってしまったのか不可解である。アルバムに収めるときはストレートなMIXに直して欲しい(ボーカルはダブルで!)。
ただし、曲は圧倒的にすばらしい!!林未紀本人によると、自分は声が低いとか歌が上手でないことにコンプレックスを持っているようだがとんでもない話で、それらはアイドル歌手として非常に大切な要素。これからも素材を生かした曲作りをスタッフには期待したい。
カップリングはフルーツポンチがフルーツチ○ポになっちゃったかのようなエッチな曲。こちらも出来は最高。どちらも強力におすすめ。
限定版にはプロモ入りのDVDが付いているが、あまりいい出来ではないのでこっちでも充分かと思う。
湾岸ミッドナイト THE MOVIE [Blu-ray]
私はタイトルに書いた通り現代版湾岸MIDNIGHTだと思いました。
原作スタートが1992年で本作上映が2009年と、約17年
の時を経ていますが細かい描写の違いは気にはなりませんでした。
コウちゃんやイシダ先生が若過ぎるのも主役級のキャラが現代っ
子過ぎるのもまぁ良しとしましょう。
コウちゃんの車がFDでイシダ先生がテスタロッサでは無かった
のはまぁ良いとしても、レイナの車がR34GT−Rって言うの
にはちょっと納得出来ません!
原作では、出てくるキャラクター達は多かれ少なかれその“車”
に何かしらの思い入れがあって乗っているのです。
決して速ければ良いと言う理由だけでは無く、他にも様々な理由
があってその車を選んでいるのです。
そのキャラクター達の中にあって、後々かなり重要になってくる
レイナの搭乗車種が違うと言うのはマイナス点と言わざるを得な
いです!
もう一つの大きな不満点はチューナー達が登場しない事。
湾岸MIDNIGHTと言う漫画は、チューナー・ドライバー・それに影
響を受けた者達が、車を通して“己の哲学”を話し・伝えて行く
事で成長して行くキャラ達を描いた漫画だと思います。
そのキャラ達の中でもチューナー達は本当に重要な意味を持って
います。
原作とは違う流れ・ストーリーで進んで行くとは言え、まさか北
見・山本が出てこないとはちょっとがっかりです。
この映画は100分。
原作で言うと2巻分程度の内容ではありますが、もし続編をやる
と言うなら少し厳しいかもしれません。
長々と書きましたが、原作を知らない方は迫力もあって結構楽し
めると思います。
原作ファンは不満は出ても最低評価とまでは行かないのではない
でしょうか?
ちなみに細かく言うと評価は3.5ぐらいです。
アイドルになりたい。(初回盤)(DVD付)
うーん。みきPONこと林未紀ちゃんの初々しさは、良いのだけど、楽曲に初々しさがないなあ。そこがとにかく残念。小西さんのあまりにもベタなお仕事には、もうちょっと食傷気味なんです。歌詞についても、ものすごくそれを感じます。正直、懐かしさすら感じてしまいます。それを、新人の林未紀ちゃんにマッチングさせるのは、いかがなものかと。彼女の特性としても、こういうイケイケの曲よりも、もう少し正統派なアイドルのスタイルの曲のほうが合うように思います。むしろ高浪敬太郎氏のがよかったのではないでしょうか。
湾岸ミッドナイト THE MOVIE スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
過去の実写版を見て、大変面白いと感じていた私としては
本当にこれぞ首を長くして待っていた作品です。
(個人的には、昔の実写版の魔王GTRが好きでたまりませんでした。)
「アニメと漫画版が、本当の湾岸ミッドナイトですよ!」と店員にアドバイスされた
事がありますが、私は実写のマシンが好きです。
アニメでは表現できないディテール部分は、本当の車好きにはたまらないと思う。
走っていなくても、そこに車があるだけで嬉しくなる。好きな人ならわかると思います。
より、リアルに現実的に車の存在感を得て、実際に触れたくなるのが本当だと思います。
バトルに関しては、アニメや漫画に完全に劣るのは認めますが、実写版が好きという
人間にはかなりお勧めですね。
昔のレトロなスポーツカーも大好きですが、最新のスポーツカーも大好きです。
その両方を末永く見せて頂きたいものです。次回作も期待しています。
湾岸ミッドナイト THE MOVIE [DVD]
買う前は日本映画というだけで不安でしたが、これがなかなかうまくまとまっています。アキオのキャスティングが少し華がないかなと思いましたが、ブラックバードはなかなか合っている人を見つけてきたなと思いました。でも、もう少し医者っぽく見えたらモアベターだと思います。長髪は病院ではマズイでしょ。あとレイナとイシダが何のために登場しているのだろうと思いましたが、終盤で”そう言う事か”と思わせられました。
そうそう、マンガではおざなりな扱いだったコウちゃんがけっこう活躍しています。廃車というより残骸と言ったほうがいいZをフルレストアします。いくら整備工場を経営しているとはいえ、これはそうとうの腕の持ち主と言っていいでしょう。キャブターボのL型もなんだかんだ言って組んでしまいます。これでは、北見や高木を登場させる必要はあまりありません。でも、そのZをアキオはすぐに壊します。もうちょっと大事にしろよ愛車だろ。と、言いたい。劇中でも自分の操作ミスだと言っていますが、まったくそのとおりです。
ラストは、ああここで終わらせるのね。それもありかもね。と、思わせるいい終わり方でした。
ともあれ、この映画はむしろマンガを読んでいない人の方が、先入観がない分楽しめるかもしれません。まあ、損したとは思わないのではないでしょうか。