眩暈を愛して夢を見よ (角川文庫)
最近読んだ小説の中で、めちゃくちゃ面白かった部類に入る。アンチミステリだと思う。途中までは普通の事件で、半分くらいからはぁ?と思う記述が続き、四分の一くらいから物語は完全に崩壊する。
その崩壊ぶりが最高。メタメタメタと連鎖する構想。うる星やつら2 ビューティフルドリーマー、パーフェクトブルーを合体させ、小説で映えるように非常に上手く再構築させたような物語。最高でした。
東京恋鎖―小川あさ美処女ヌード写真集
なんと言ってもケツが大きいのが魅力的です。
この写真集も彼女の特徴をいかしたバックショットが満載!
顔もなかなか可愛いし、胸も程よい大きさできれいです。
「大都会の中で、誰か私を見つけてください・・・」
というのがテーマみたいですけど、「私のケツ見つめてください」
と言った方が分かりやすい写真集です。
彼岸の奴隷 (角川文庫)
鬼畜系ノワールと称される小川勝己の長編第二作目。いやあ、まともな人間がまったくでてこない。これだけやられると逆に気持ちいいくらいである。
みんな脳内で変な物質が量産されているとしか思えないような思想、行動。警察組織が暴力団組織よりも悪の巣窟に見えてきます。暴力団と癒着している警官を全部さっぴくと警察人口は半分になるって本当だろうか? リアルっぽくて恐い。
カニバリズム、近親相姦は当たり前みたいな小説なんで、そういうのに嫌悪を抱く方はやめたほうがいいかも。