あゝ、荒野 (角川文庫)
寺山修司が世間の注目を一身に浴び始めた1966年に、この小説はかかれている。
当時の修司は、俳句から短歌を経て、天井桟敷を立ち上げていた。
まさにマルチな才能を発揮していた頃だ。
この本は、「小説」らしい起承転結のようなものが希薄で、流されるように
ポップな雰囲気でエピソードが重複的に並べられる。
しかし、それらのエピソードが密接につながっている。
時折、挿入される短歌や詩が、いい。
とくに、全15章の章扉裏に書かれた短歌は秀逸だ。
もちろんこれらの短歌は、当時すでに発表されてたものがほとんどだが、
妙にストーリーと合っているのだ。
まるで「音楽」が聞こえてくるような小説である。
白雪姫【日本語吹替版】 [VHS]
白雪姫のかわいらしさ、やさしさ、優雅なしぐさ、歌声、
全部好きです。
昔の女性の良さっていうのかな…。
お母さんみたいに小人たちに接するところも、ほほえましいし。
とにかく見てると、子供に戻った気になってきます。
森の中に逃げ込むシーンとか今見てもドキドキするし、
魔女も、使いの殺し屋(?)も怖い。
でも、楽しい。
動物たちの動きとか、本当にかわいいし…!
七人の小人もそれぞれ個性があって楽しい。
踊るシーンは一緒になって踊りたくなります♪
子供だけに見せておくのはもったいないくらい!
私はラスト、おこりんぼうの泣いてるところを見て、
本当に胸が熱くなりました。
一生大切にしたい作品です。
ビューティフル ジョー 2 ブラックフィルムの謎
まだ実際にゲームを遊んだことはないのですが、今回もすごいことになってるようです。
今回も映画のパロディーをふんだんに盛り込み、思わず笑ってしまうキャラクターたちが、ドタバタ大冒険を繰り広げます。
今回はシルヴィアも使用可能で、随所随所で交代が可能になっています。また、ジョーとシルヴィアでは使用できる技が異なり、シーンごとにどのキャラを使ってなぞを解き、ボスと戦うかが、重要になるようです。(個人的にはスーパードンキーコングっぽくていやなんですが)
空間をあやつり、敵を華麗に倒していくVFXパワー。前作をプレイした感想で言うと、慣れるまでちょっと大変ですが、使いこなせるようになれば、その操作感覚の病み付きになること間違いなしです。
ストーリーはまだ不透明な部分が多いですが、
今回の相手は侵略者ブラック大帝率いるゲドー軍。今回はレインボーオスカーという宝物(?)をめぐっての戦いになるようです。
前作でも面白かったボスキャラたちとジョー達のセリフのやり取りにも注目です。
あしたのジョー 闘打SE ~タイピング泪橋~
あしたのジョーをテーマにしたタイピングソフト。
対戦相手としてマンモス西、ウルフ金串、力石徹、カーロス・リベラ、ハリマオ、ホセ・ メンドーサ達が登場。
流石に原作そのままとはいきませんが、原作にかなり近い形でゲームが進んでいきます。
はたして、最強のチャンピオン、ホセ・メンドーサを打ち負かすことは、できるのでしょうか。
ビューティフル ジョー 新たなる希望
あんまり褒めすぎるのもどうかと思うけどね。でも、すげえ楽しい。これ。
1つのステージがうんざりするほど長いので、
クリア済みの難度だけでいいからステージセレクトが欲しかったが、
そんなのは瑣末なこととすら思える。
ほんとは、かなり重大な短所だと思うがな。
わざわざステージごとにセーブデータ作らなきゃならんのは、かなり面倒。
それはそれとして、概要聞けば分かる通り、
対象プレイヤーは、いにしえのカプコンイズムが忘れられない人。
魔界村とか、ロックマンとかで盛り上がれると文句なしだな。
そう、本作は、そういうゲーム。
昔なつかしヨコスクロールアクションゲームを
いまの技術で作ったらこうなる、というひとつの例な。
ほんと、それだけ。じつは目新しいことはないのよ。
だから、嬉しい。だから、楽しい。
サムいアニメが展開されていてお子様受けを狙っている(いた?)ようだが、
このゲームを(しょっぱなから)楽しめるのは、そんな懐古主義の人なのです。
ご新規さんだって熱烈歓迎なんだけどね。SWEETは、ホントに簡単だし。
ウデに自信がある人なら、初見でもノーミスでクリアできるんじゃないかな。
アクションゲームが好きと言うなら、ぜひ抑えてて欲しい逸品だな。
あ、そうだ。
真っ先に購入するべきはVFXターボチャージャーだからね。