愛天使伝説ウェディングピーチ(6) [VHS]
この巻は前巻と比べて、話のスピードがゆっくりになります。というのも前巻は、新アイテムの登場で話が大きく盛り上がりましたが、今巻ばかりは、それがなく話が大きくなりません。
ただ、どの作品でも、大きな波の後の静けさは必要ですし、それがないと盛り上がりも盛り上がりませんよね!
だから『話が急ブレーキ』とはいえ、大事な巻の1つです。
お見逃しなく!!
プレ マリ(1) (講談社コミックスフレンド B)
全寮制の花嫁学校に通う杏珠は、実戦教育の一環「プレ・マリ」(模擬結婚式)で、彼氏と永遠の愛を誓うはずが、誓いのキスを前に新郎に逃げられてしまう…といった所から始まります。
いや〜今回はぶっ飛んだ設定で来たな、と。
ついでに主人公も痛い子だ、みたいな。
色々と同情の余地はあるものの、フラフラしていてコロコロ考えが変わる主人公に、拒絶反応を起こし2巻は読まないかも…なんて思いました。
が、悠真がか-わ-い-い-!!
一途男子が好きなので、それだけのために次も買ってもいい!と思えました。
精神年齢が幼い主人公とその父親、悠真を狙うライバルなどクセのあるキャラは多いですが、さすがベテランといった感じの面白い展開ではありました。
それにしても上田さんは、気が強いライバルを登場させるの好きですね。
毎作品に登場し、その度にイライラさせられるんですが、今回はマシかな。
ウザイ事に変わりはないけど、陰険じゃない分まだ耐えられた。
前半はあまりのテンション…というか主人公のアホさ加減に付いてけない感じでしたが、後半には少し和らぎ、筋は王道路線まっしぐらな展開です。
後半はアホさが和らぐとは言え、ウジウジ度は増すので、結局は苦手なままでした。
絵が綺麗で好きなので次巻も買う予定。
ウェディングピーチ ドリームコレクション
かの「愛天使伝説ウェディングピーチ(平成7年4月〜平成8年3月)」の後半は、ちょうど「新世紀エヴァンゲリオン(平成7年10月〜平成8年3月)」と重なり(*1)、こちらの方の話も少しシリアスが入ってきていたと思います。その印象をOP曲の「1」がかなり煽っていたことは間違いないですね。それでいてEDの「2」は、しっかりと愛天使たちの心境を表現できた曲だった、と言う印象で、こちらの方の「芯の強さ」も表現できていると思います。まあ、その両方が揃ったことでこの評価としましょう。
それにしても、後半の頃には、前半の頃に関わった岡崎律子さんが「抜けて」しまいましたね。それもこの「ウェディングピーチ」の印象に影響を与えたと思いますか?
(*1):つまり「FURIL」の一角・宮村優子さん(as珠野ひなぎく)は、向こうでの声優出演(asアスカ)が重なって「掛け持ち」となり、かなり苦労したのでは、と思いますがどうでしょう?
ウェディングピーチ MUSIC BOUQUET 2
このCDすごいと思いませんか? なぜなら内容説明を御覧下さい!!
CDドラマ何本入ってますか? 9本ですよ!9本!!
普通の歌手のCDや、こういったアニメに関するキャラクターソング集やサントラで、他にこんなに豪華なCDをあなたはお持ちですか!?
ないでしょう!!
私もコレ以外自身を持ってあるといえるものはありません。
だから、絶対にオススメです!!
愛天使伝説ウェディングピーチ(9) [VHS]
この巻では、今まで3人がメインで戦って来たのが、4人に変わります。
1人増えるんなら、今までの特撮や美少女戦いものでも、幾度となくあったが、この作品では、それが微妙にずらされています。
その4人目は、心の溝を持っているという設定である。前世に敵を信じ過ぎた自分の友がその敵に殺されたために、敵を信じるという行為をする3人が甘く見え、最初は一緒に戦おうとしないのです。
この仲間にして、仲間のような素振りがないという亀裂がこの後、1事件起こすのも見逃せません!
転機の1つを見逃すな!!