なぜ「粗食」が体にいいのか―「食生活」ここだけは変えなさい! (知的生きかた文庫)
粗食で名高い幕内先生とホリスティック医療の帯津先生、
この両者が取り組んでいる本なら買っておいて損はないと思います。
この本の最大の特徴はバランス感覚!
「〜が効く!」とかいう安易な健康レシピ本を買う前にお勧めしたい本です。
玄米菜食がいくら体にいいということを喧伝しても、
実際問題、家庭内で継続できるかは、食事に関わる家族の同意をどうとりつけるかにかかっている。
玄米菜食を続けるために、家庭が崩壊してしまうケースなど、
人生の質から言えば本末転倒なことが実際に頻繁に起きている。
(玄米菜食の厳しさの効用についても幕内先生は述べています)
いくらマドンナがやっていようが、ハリウッドセレブがやっていようが、
市井の人が継続できなければ意味がない。
それが本書のバランス感覚と思います。
だから、「副菜を食べすぎず、まずはご飯をたくさん食べる」ということにフォーカスしているのも共感しやすい点。
これなら、厳しい規律食よりは実行できるし、「本当はお肉を食べたいのに・・・」と内心、損をしている気分にはならない。
(同時に、「私は肉を食べてないから、汚れてない」と得意になる必要もないのも)
統合的に人生を見つめた時に、日々の食にどのようにとりくめばいいかという指針を示してくれている点は心強い。
文庫本で1時間もあれば読めるけれど、活用するポイントは盛りだくさんなので、是非、お勧めしたい本です。
だれもが100%スリム!常識破りの超健康革命
この手の本は、「このやり方が最高で、他の考えは全て間違ってる」と暗示にかける、宗教的側面があるものであり、本書でもアメリカナイズされた食生活は全否定されている。
勿論、その多くは否定さるべき習慣であると私も思っているが、否定のために出典を明記せず(彼女が実験・研究したわけではなかろう)に、「生食で酵素を取り入れる」「たんぱく質と炭水化物を同時に取れば、消化に悪い」「果物は最高の食」などと書かれており、「牛乳は骨粗鬆の原因となる」は、たんぱく質の摂りすぎで体が酸性に傾くのを防ぐために、体内のカルシウムが使われ、尿に流出することまで言わねば、迷信のようにとらまえる人もいようし、「牛乳に含まれるカゼインは強力な発癌物質」は、カゼインと食品添加物のカゼインナトリウムを混同(カゼインナトリウムも、アレルギーには悪いが、発ガン性があるとの指摘はない
)していたりする。
但し、本書の多くの内容(野菜を食え・精製されていない物を食え・ジャンクを摂るな・運動や睡眠をとれ)は、現代の食を続けている人にとっては、(他の健康食として、マクロビオテック・ゲルソンなど多くの本も出ているが、それらにも触れていない多くの人も含め)目が覚めるような指摘であるだろう。
それであっても、『あるある』のように後から「だまされた!」と言うことのないよう、広く他の意見も調べて取り入れて欲しい。
野菜生活100 オリジナル 200ml×24本
野菜ジュースは多少飲みにくくても我慢して飲むものと思っていました。私の場合、いろいろ試した結果、このジュースにたどり着きました。フルーツジュースを飲む感覚で飲んでます。飲みやすいのが長く続ける秘訣です。
カゴメ 野菜生活100 沖縄シークヮーサーミックス 200ml×24本
シークワーサーが入って、更に好きな味になりました。
柑橘系のさっぱり味がきいていて、野菜味はごく薄め。
さらーっとしていて飲みやすいです。
まるでジュース。
とっても美味しいけれど、野菜こってり好きには物足りないかも?
追加です。
それにしてもどこかで経験のある味・・・?と考えて、ウンそうだ!ふつうのみかんの味。