真月譚 月姫 6 [DVD]
11話、志貴が自分のやるべきことを知り、心ゆれるアルクと抱擁し、体を重ねるまでの流れとして、それなりにまとまっている。設定はあくまで設定で本筋はにごさないという姿勢は全編貫いている。
12話、この話に関しては「見ろ、泣け」のみ。キャラ全員にそれぞれ決着をつけ、少ないが中身の濃い会話で全てを表現し、画面作りと雰囲気をしっかりさせたアニメ月姫の集大製的なラスト。
ゲーム版の悲しいラストを、独自味付けで切なくもさわやかなラストに仕上げている。
この作品のもっとも良いところは作品全体にこういった「やさしさ空気」が流れていることだろう。つまるところ本作は癒し系作品である
ただ最大の不満点はパッケージイラストを志貴にしてくれ!ということである。主人公なんだから!
Lunar Legend Tsukihime 1
最近コミックを買うのが凄く勿体無いと感じてきて、本棚も限りがあるので英訳版の本を買っていこうと思いました。一石二鳥ということです。
品質に関しては、この本の他に買った「のだめカンタービレ(デルレイ)」や「あずまんが大王(ADV)」と比較すると、やや悪いといったところですが気になりません。そもそも海外の紙の品質はあまり良くないので”こういうものだ”と思ったもん勝ちです。
むしろ気になるのがセリフが全て大文字のアルファベットなこと。慣れるまで読みにくいです。特に私は、洋書だと音読することが多いので、勘弁してくれって感じでした(^^;
それでも、内容が面白いので日本語版持ってない人やTYPEMOONファンは買ってもいいんじゃないかなと思います。
真月譚 月姫 4 [DVD]
第7、8話を見る限り、監督は設定は用意するが、無用な説明を廃し、すべてわずかな台詞と視覚的なもので配置している。説明不足の感もあるが、最近の作品に多い説明過多の感もないし、露骨に見せないことで逆に作品にちょっとしたリアリティがでている。
しかし主人公の周りに自動的に美少女が集まるので、そのあたりで本作が美少女作品であることを思い知らされる。
ちなみに第7話は中の悪いヒロイン4人組とフォローを入れる有彦など、キャラクターの個性をいかしたコメディが妙におもしろい息抜き話。
真月譚 月姫 オリジナルサウンドトラック1 Moonlit archives (初回限定盤)
自分の中でかなり不評をかっているアニメ版月姫と比べこちらはかなりいいものになっていると思います。
アニメと違い原作の月姫の感じをしっかりつかんでおり、なおかつFM東京少年合唱団のオープニング曲は圧巻です!あと、エンディング曲も入ってますので、シングルを買おうと思っている方少々値は張りますがこちらを買うことをお勧めします。
真月譚月姫 8 (電撃コミックス)
2ヶ月連続刊行となったこの巻では、
ロアとの闘いの開幕、遠野「シキ」の謎、志貴の決意など様々な展開が繰り広げられ、
シエル先輩との会話やモノローグが多いにも関わらず、構成のうまさや戦闘シーンのクオリティの高さで非常に勢いを感じさせる作りとなっております。
それでいて登場人物の心情表現にも一切手を抜いておらず、過去の事件エピソード、
秋葉が覚えている志貴の言葉は原作未プレイの私にもグッと来ました。
表紙画像がないようなのでレビューしますと、志貴、アルク、シエル、秋葉、裏表紙にひすこは、さつき、有彦の集合絵という初めてのパターンです。
加筆修正はわかる範囲だと64話に1ページのみ?
個人的に、シエル先輩に告げた志貴の決意を
こっそり盗み聞きしていたアルクの表情は必見。
それだけでお腹いっぱいになれてしまいました。