マスターの教え
ヒトは自分がなりたい、欲しいと思うモノをすべて手にできます。
反対にできないと思う限りできません。
この本は自分に限界がないことを教えてくれます。
意味が理解できるまで何度も読むことをおすすめします。
ビバリーヒルズ高校白書〜オリジナル・サウンドトラック
ビバリーヒルズ高校白書にはまったのはストーリー・俳優・音楽のすべてがよかったから。BGMにするにはもったいないくらいの曲ばかりで
ドラマを見ていない人も十分楽しめます。
ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21)
「マックからマックへ」のCEOというイメージしか無かった。構成そのものは、書き方によっては、とかく自慢話に読めてしまうはずだけれど、なぜかそれを感じない。成果に裏打ちされたしっかりした考えを持った人なんだと、これを読んで感じた。
・ファストフードのサービスでは、計測器やパソコンと異なり、(食べたいと思って選ぶ、目の前の人の)スパンの短い欲求を満たす必要がある
・QSCにバリューを加えた「QSC&V」が、この業態におけるサービスの本質
・トップダウンであった従来の体質を転換する大変さ(何度か形を変えて述べられる。それだけ心に残ったということだろう)
・まったく希望と違う環境に放り込まれて、反発することがあっても努力してみる。それは認められ、その経験は無駄にはならない
4点めは、エンジニア出身+転職組、という点だけで勝手に親近感を覚え、とくに記憶に残った箇所だった。
末尾近くには転職に関する持論もあり、転職を迷う人にとっては、参考になる羅針盤の1つになるかもしれない。
プチシアター・スイートBOX (500セット完全限定) [DVD]
ショートムービーが好きなので、買ってみました。
割合、アニメが多いです。
アニメといっても、最近の日本の漫画発アニメ・・、オタク文化がからんでくる感じのものではなくて、絵本のような。
ほとんどが手書きアニメーションで、ほんわかした感じです。
鼻がすっごく大きい、
ああ!外国の絵!っていう感じの絵があったり。
そんなに極端に好き嫌いが分かれるほどではないと思いますけど。
ディスクがとてもかわいい!!
紙ジャケなところがいい!
CDがどこに入っているのかが分かりづらくてちょっと困る・・。
いえ、ブックレットと収納ケースが一体化しているので、一見わからづらいんですが、
おしゃれさんです。
ブックレットにも書いてあるのですが、
ほんの一息。コーヒー飲んで一息つく間に、見られる。
手軽という表現は少しちがいますが、
ちいさな幸せをちょっとの時間でもらえます。
ヨーロッパの小粋なセンスを感じられます。
ただ、ディスク1はあまり気に入らなかったので、☆4つ。
すこし高いと思ってしまうかもしれませんが、
なかなかこのテのものには出会えないと思うので。。
猫好きには、ディスク2にいいの入ってますよ!
Den Fujitaの商法〈1〉頭の悪い奴は損をする (ワニの新書)
世界の冠たる商人たちは、「ギブ&テイク」などとは決して言わない。彼らのモットーは「テイク&アスクフォーモア」である。つまり、取った上で「さらにもっとよこせ」というのである。これなら儲かる。「ギブ&テイク」は、儲ける前に、まず、与えなければならない。だからそのぶんあとで儲けても、ブレイク・イーブン、つまりよくてトントン、下手をすれば大損しかねない。「テイク&アスクフォーモア」と手を出すからには、こちらも遠慮なく取りまくった上で、「もっとよこせ」と手を出さなければ、彼らに太刀打ちできない。
日本人は喜怒哀楽を表に出さないせいか、演出が下手である。言うならば、大根演出役者ばかりである。しかし、現代の商売は演出が重要な役割を持ってくる。品質の劣悪な商品は別として、今日ではブランド商品に優劣の差はなくなってきた。となると、あとはどんな演出で売るかである。演出がいいと売れるし、演出がまずければ売れない。本物プラス演出の時代だといえる。例えば、効果ではないアクセサリーでも、きれいな箱に入れ、表に「愛する人へ、全ての愛をこめて」などという文句を書いて女の子にプレゼントすると、敵はコロッとなる。品物ではなく、演出に酔ってしまうわけだ。その比率は、品物を22とすれば、演出は78。いずれにしても、演出にかかるウェイトの方が品物よりは大きい。サラリーマンの場合でも、ブランド商品の品質が均一化してきたように、サラリーマンとしての能力に大きな差はなくなってきている。能力を発揮して認めてもらおうとするのは容易ではない。とすればあとは、いかに自分を演出するかにかかっている。
面白いことに、商売に関しては、フィフティ・フィフティが好きで毅然とした対応を取らない日本人だが、どういうわけか、人間に対しては好き嫌いの感情を露骨にあらわす。時には、茶碗を床にたたきつけて帰り、あんな野郎とは二度と口をきかないぞと息巻くことも珍しくない。私は、世界の友人たちから様々なアドバイスを受けてきたが、日本人のこうした感情をむき出しにする点についても、「ドアは閉めちゃいけないぜ」と忠告された。「われわれはドアの中へ片足を入れて、決してぴったりとドアを閉めさせない。人間だから明日、気が変わらないとも限らない。そういうときのためにね。」商売のうえで、このことは大切なことである。茶碗を割り、ドアを閉めてしまっては、二度とその相手とは取引はできなくなる。しかし、ほんの少しの隙間を空けておけば、そこから取引が復活することもありうるのだ。そして、そのために膨大な利益にありつくこともある。「あの男はカスだ」と決めつけた、そのカスな男が、意外な時に意外な力を発揮することは、よくあることだ。いかにジェット時代で忙しくても、商売に感情を持ち込むことは、厳にいましめなければならない。冷静に状況を見極めてこそ、正しい判断が下せるのである。ゴルフでも野球でもプロを見ればこのことはよくわかる。プロは感情的になることはあっても、すぐに冷静さを取り戻してプレーを続ける。感情に走って儲けをフイにする人は、商人になる資格も、富を手にする資格もない。商人はあくまでも“儲けのプロ”であるべきだ。
私にも日本人独特のせっかちな所があって、それをアメリカ人にとがめられたのである。「君はなぜ、トイレを急ぐのかね」彼らは口をそろえてこう言う。「体のことは自然に逆らってはいけないよ。」日本人がトイレでおシッコをするのを見ると、みんな力んで放水している。しかし、彼らは決して力まない。「おチンチンもパイプだよ。パイプの口に水圧を加えて流せば、パイプが傷みやすい。自然に流すのに比べると長持ちの度合いが違う。自分の命のことを考えたら、急いで放水しちゃいけない。力んで放水する人は、期間を壊して早死にする可能性が高いから、危なくてそんな人を相手にして商売できないよ。」こう言われて、私はぐうの音も出なかった。それ以後、私は、トイレで商談の相手と並ぶと、ひょいと覗き込むことにしている。どれだけ器官を大切にしているかを観察するためである。
欧米人に言わせると、日本人は、「人間が動物」であることを忘れている。人間が動物であるという基礎知識を忘れて、自由意志をもった高等生物だと錯覚することから、様々な破局が訪れるのだという。商売の場合も、相手を人間だと思うから儲からない。相手は動物だと思わなければならないのだ。動物であるから、金欲もあれば性欲もある。様々な欲望があり、本能がある。動物である相手の欲望をどう攻撃し、本能の持つ弱点をどうやって突いていくかを、商売人は常に考えていなければならない。人間の根本的な欲望に訴えて商売するべきである。商人ばかりではない。政府も人間は動物であるということを認めて、もう少し人間の良くに訴える施策を行うべきである。それは決して恥ずかしいことでもなんでもない。欲望に訴えろというと日本人は軽蔑するような眼で見る。だいたい日本人はいいかっこしたがる傾向が強い。金を軽蔑しながら、金にあこがれているのもその一例だ。もっと正直に、素直に、金にあこがれてもいいと思う。
人間も動物だから、とかく己だけを考えがちである。どんな偉い人でも、まず、自分のために行動を起こしている。人間が動物である限り、まず自分のために働くものなのである。しかし、その次であっても、やはり社会のこと、時代のことを考えるのが人間だろう。我々は先人の残してくれた人智の蓄積の恩恵を受けて生活しているのだ。当然、我々もまた、後輩のために人智を積んでおこうと心がけなくてはならない。つまり、我々は、何百年計画かでこの国を良くすることを考えると同時に、自分が生きている間に一つの宿題を片付けておこうという姿勢も同時に併せ持たなければならない。つまり、民族のことと自分のことの2つを考えていかなければならない。とすれば、人間が勤める企業で、最も働きがいのあるものは、働くその個人のためになり、かつ世の中のためになる企業である。「高い給料が取れてあなたのためにもなるし、しかも、あなたの仕事は世の中の進歩のためになるんですよ。」経営者が強い信念を持ってこう言うとき、社員は死に物狂いになって働くだろう。
私は即決を旨としている。ただし、自分の即決がすべて正しいとは思っていない。中には間違っているのもあるだろう。しかし、間違っているのがわかったら、その時点で直ちに修正すればいいのだ。日本人は、妙にメンツにこだわって間違っているとわかってもそれを認めようとしないし、修正しようとしない。また、それゆえに、間違った判断を下すのを恐れて容易に即決しようとしないのだ。約束・契約のケースを除き、間違いは修正できるのだ。ならば、即決を怖がる必要は全くない。修正は決して恥ずべきことではないのだ。
私はよくアメリカ人の友人から「日本人は勇気を知っていますか?」と質問される。日本人は、間違いを恐れて決断も行動もしない。そんな日本人を見て、彼らが日本人に勇気はあるのかと疑問に思うのは至極当然である。サラリーマンにしても、こうすれば会社のためになる、と思うことがあっても、ほとんど発言しようとしない。日本人に勇気があれば日本の会社はもっと良くなるというのは、彼らがいつも指摘する点である。金儲けには勇気が必要である。勇気ある男には女がメロメロになるように、本当に勇気のある男には金がすがりついてくる。読者からの手紙で、「有力者にコネが欲しいがどうしたものか」という内容のものがあった。有力者に会いたいと思ったら、“勇気”を出して、直接訪ねてみることである。アポを取らない限り十中八九まで玄関払いを食うかもしれないが、1%でも可能性がある限りは、出かけてみるべきだ。そうした有力者は部下のお世辞交じりの進言には飽き飽きしているものだ。心の中では、とてつもない新しいアイデアの持ち主が訪れることを期待しているものなのである。有力者のコネを求める方法を質問してくるぐらいなら、堂々と胸を張って直接ぶつかるだけの勇気を養ってほしいものだ。