フォーエヴァー・ワイルド [DVD]
今か今かと長い間待っていた甲斐がありました。曲目は言うまでもなくバズの愛するスキッズ時代やソロの曲で、ファンならば誰もが知るところ。今回の目玉は曲間に収められた本国での彼のTV番組の映像!おバカワイルドのバズが大物スターと打ち解けたからみを見せてくれてます。自宅の地下室や奥様のマリアさんまで出てきて大笑い&大満足。皆さん、是非買いましょう。やつがまた日本に来れるよう盛り上げましょう!ps バズのお子チャマ時代も拝めるぞ!
殉教者のためのディヴェルティメント (Pan‐Exotica)
今までの三冊をご覧になった方はもうご承知でしょうが、ほんとにキレイで緻密にグロテスクで、肌の露出が多いし縛っちゃってる絵もあって、えっちっぽいけど品があって、素敵な一冊です。光沢の有る布張りでケースつき、高級感があります。ケースには窓があいていて、そこから本の表紙が覗くのですが、少々色っぽい絵なのでヘタレの私は裏返しに本を収納しております。さて、作品についてですが、イチ押しはやはり表紙の「聖セバスチャン」でしょうか。山本先生の手にかかると、もともと「半裸で矢に射られて流血する青年」の聖人がますます妖しく美しくなります。他にも、セーラー服の美少女たちや、昨今はやりのアンティークドール風美少女もいます。お勧めですよ。
VIDEO KILLED THE RADIO STAR 伝説のビデオ・メイカー ~ウェイン・アイシャム [DVD]
得意ジャンルが異なる3人のビデオ監督のセットですが、内容が密接にリンクしています。
アーティストが同じ話題を別角度から語る箇所も多く、3巻まとめて見ると理解力が深まること請け合いです。
MTVが次々ヒット曲を送り出した1980年代、ビデオ草創期のディレクターの業績を振り返る6回シリーズからの3本です。
ドキュメンタリー本編は25分×3回=わずか75分ですが、特典映像が約7時間半(VC約2時間半、インタビュー6時間)。
本編はディレクターの偉業を讃える路線でまとめられていますが、インタビューのアウトテイク部分では
アーティスト自身が、裏話のほかにビデオの功罪や衰退の原因まで語っており資料的な価値もあります。
「ベストヒットUSA」「ポッパーズMTV」などの洋楽番組を毎週見ていたファンには絶対のオススメです。
VIDEO KILLED THE RADIO STAR 伝説のビデオ・メイカー DVD BOX (初回限定生産)
ミュージカル映画に影響を受け、リズムに合わせるアクションや場面展開を多用して、視聴者に生理的な快感を提供した映像職人ラッセル・マルケイ。MTV開局の1曲目に放送された「ラジオ・スターの悲劇」が有名ですが、ミュージカルの演出を多用した「アイム・スティル・スタンディング」や、音合わせが秀逸な「ベティ・デイビスの瞳」の裏話も語られています。
デュラン・デュランからは、サイモン・ル・ボンとニック・ローズがインタビューに応じています。本編の登場はわずかですが、ロングインタビューで約10分、台本もなく即興的で、現場のノリと思いつきで撮っていた時代の秘話とMTV戦略を披露。トレバー・ホーンは、わけもわからず大きな眼鏡をかけさせられ、このビデオのイメージでシングル盤やアルバムのビジュアルイメージまで決まった撮影秘話を語ります。
ラッセル・マルケイの仕事を語るドキュメンタリー本編は25分ですが、特典映像のインタビューだけでも130分。インタビューを再編集した特典映像「ヒストリー・オブ・ビデオ」も裏本編的な興味深い内容です。マルケイ本人が何度も思い出を語るエルトン・ジョンのノーカット版ビデオが未収録なのは残念ですが、その欠点があっても★5です。
SIAM SHADE トリビュート
よくもまあ、これほどのメンツが揃ったもんだと思います。正直、それだけで
☆4つ以上は付けてしまいたくなるんですが、聴いてみてさらに感動。
期待を裏切らない仕上がりになっています。マーティ・フレデリクセンの力量に
よるものでしょうが、単純に“1枚の作品”としても楽しめてしまう内容です。
「なんじゃこりゃ!?」というようなアレンジは一切なく、とことんROCK!!
「SIAM SHADEのトリビュートなら、こうでなくては!」と思わず唸ってしまうでしょう。
某HR/HM専門誌では評価はイマイチなんて話も聞きましたが(苦笑)、なんのなんの。
そういう人は“本場”のロックでも聴いててください(笑)。何をもって“本場”なのかは
私にはよくわかりませんが!
SIAM SHADEファンはもちろん、80年代〜90年代初期のハードロック好きにも
お勧め出来る1枚です。とにかく油ぎっしゅなコッテリ系なのですが(笑)、最後に
ABCのお口治しが添えられている点もプラスです。SIAMとはよく比較の対象になる
Janneのyasuが参加してくれたことは、嬉しい限りですね。
まだまだ伝説は終わってません!