極悪レミー 通常版 [DVD]
活動35周年を迎えたモーターヘッドのレミーを捉えたドキュメンタリー映画です。
自宅でのインタビューや地元LAのクラブでゲームに興じる姿も、メタリカとの共演(95年、09年)を
含むライヴ映像もとにかくカッコ良すぎ。今年65歳というのが信じられない位のエネルギーと、さら
に磨きこまれた貫録が充ちてます。驚いたのは、第二次世界大戦時のドイツの駆逐戦車ヘッツァー
(稼動状態の実物!)に搭乗するシーン。彼がWW2のドイツ軍を中心としたミリタリーマニアという
のは知ってましたが戦車兵制服に身を包みキューポラに収まる『レミー戦車長』の姿は似合い過ぎ。
コメントを寄せるゲスト陣もメタリカ勢にオジー御大、アリス・クーパー、スラッシュにスコット・イアン、
デイヴ・ナヴァロにニッキー・シックス、マット・ソーラム、デイヴ・グロール(スタジオでの共演映像も
あり)・・・と豪華すぎる面々。ストレイキャッツのスリム・ジムやクラッシュのミック・ジョーンズも賛辞
を寄せており、レミーが幅広い人々に支持されてきたことが実感できます。他にも貴重なホークウイ
ンド時代のライヴ映像などもあります。
劇中で垣間見える、義理と人情に篤くファンを大事にする姿はまさに『男が惚れる男』。痺れます。
とにかく文句なしに最高のロック・ドキュメンタリー。ファン諸兄には絶対のお薦めです。
※劇中『R&Rの起源』について語るレミーの背後にレインボウの『ライジング』が飾られているの
は、ロニーを悼む気持ちからでしょうか?こういうさり気ない優しさも胸を打ちます。
The World Is Yours
『極悪レミー』に続いての35周年を祝う新作.
本編CDは全10曲,おまけDVDはPAL仕様で,
・インタビュー(メンバー3人による楽曲解説+35周年を迎えてのキャリアを
振り返る内容.英語字幕表示可能です)
・"Get Back In Line" PV
・"Ace Of Spades (acoustic)"音声のみ(映像はトランプの静止画です)
正直,聞き取りに自信がないレミーのインタビューも字幕が出るので助かります.
(『極悪レミー』でも英語字幕出てました)
なかなか良い話をしているので,じっくり見れると思います.
25 & Alive: Boneshaker [DVD] [Import]
やっぱりかっこいい!
この疾走感をあじわえるのはこのバンド以外ない!
ゲストも参加してさらに盛り上がります。
しかも輸入版なのに日本語訳つきなので助かります。
ただ、少しカメラの切り替わりが早いような気がしました。
BURRN ! (バーン) 2008年 10月号 [雑誌]
主な内容は、
METALLICA (James Hettfield, Lars Ulrich)「Death Magnetic」について
SLIPKNOT (Corey Taylor), A7X, MOTLEY CRUE(Tommy Lee),
BUCKCHERRY(Josh Todd, Keith Nelson), TRIVIUM etcのインタビュー
& BON JOVI tour finalのLive Report だと思います。
ですが、個人的には、
「クラブ・チッタ 20th Anniversary」
「Uli Jon Roth Interview (「Under a Dark Sky」について)」が、興味深かったです。
特に、Uliの
「ダウンロードするのは構わないんだ。
だが、あまりにも簡単で意味のないものに人々はすぐに満足してしまっている。
我々が音楽に血と汗と涙を注ぎ込んでいるというのにね。」
。。。Uliに言われると、より重く感じます。(別にそんなことはしていないのですが。。。)
一度、Uli Jon Rothが表紙の「BURRN !」 or 「METALLION」を、読みたいです!
(音楽的にも、人間的にも凄い方だと思いますので。。。)
CROSS REVIEWは、
SLIPKNOT 「All Hope is Gone」
BUCKCHERRY 「Black Butterfly」 です。
1916
彼らの初アメリカ・レコーディング・アルバム、初グラミー・ノミネートのアルバムにして、9年振り(199年当時)に、来日公演を実現させたアルバムということを差し引いても、名作だと思うのだが、何故か、いまいち評価は高くない、不思議なアルバム。
モーターヘッドにしては、キャッチ-な曲が多く、初心者にもオススメ出来る。
12は今でも、ライヴで披露される、お得意のハード・ロッキン・ナンバー。そして3のキャッチ-さといったら、コレは名曲なのでは?旧知のラモ-ンズにささげた9(これもライヴの代表曲)810のファスト・ナンバー、初のバラード・ナンバーで、誰もがビックリした11。
多種多様な面を、モーターヘッドらしく聴かせる傑作。