剣客商売 第1シリーズ DVD-BOX
藤田まことの『剣客商売』。現在、山口馬木也(大治郎)、寺島しのぶ(三冬)という配役で定着しつつあり、これはこれで永遠にこの配役で続いて欲しいと願うシリーズであることに違いはないのですが、当初の、この『剣客商売』第1シリーズ、渡部篤郎(大治郎)と、大路恵(三冬)も、忘れ難い。時折、少々屈折した横顔を覗かせてこそいましたが、その男ぶりと、どこかとぼけた味が共存する渡部篤郎の大治郎も悪くはなく、話によっては、少々役不足の感が拭えなかったにもかかわらず、三冬の一面でもある天真爛漫な溌剌さと、その初々しさで大路恵は、寺島しのぶを凌いでいたともいえます。・・・ もうおそらく続きを観ることの2度とは出来ない、今ではある種の懐かしささえ感じさせる、この『剣客商売』第1シリーズなのです。ファンである限り、やはり、・・・ 買って損など何処にもありません。
おねがい☆ティーチャー ドラマアルバム Vol.3「みずほ先生でばかぁん」
大好評のラジオドラマ+未放送オリジナルドラマを収録したドラマアルバム第3弾!
ラジオドラマの舞台はテレビ最終回の後。様々な苦難を乗り越えて、やっと本当の夫婦になったみずほ先生と桂だが、2人を待ち受けていたのは以前にも増してドタバタな日々。前巻の最終話で2人の結婚を知った漂介や小石たちがやっかみ半分、面白半分で何かとちょっかいを出してきて、振り回されるみずほ先生と桂が笑える。
しかし、ちゃんと2人のラブラブ&ムフフな場面も用意されている。
なお、苺が大変身するエピソードは、ナイター中継のあおりで関東地区では放送されなかったいわくつきのもの。口惜し涙を流した方はぜひ聞いていただきたい。これだけでも買う価値は十分!
新約聖書入門―心の糧を求める人へ (知恵の森文庫)
聖書を読もうとしたけれど厚くて難しくてどこから読んでいいか分からなかった高校生の私が手にした最初の聖書入門書がこの本でした。身近に感じていた自我や罪の問題について頭で理解するよりも三浦綾子さんの経験や例話を通して聖書が心で理解できた時とても感動したのを覚えています。
”心の貧しいものは幸いです”というイエスの言葉がどうも理解できなかったのがこの本を読んだときにすっきりと納得できたのも嬉しかった。初めて聖書を読んでみたい人にお勧めだと思います。
塩狩峠 (新潮文庫)
本の最後で、線路沿いにある主人公の墓標に、かつての婚約者が花を持ってお参りに行く場面がある。
そして僕は、もしかしたら最後、気丈にも「私もあなたのように命をも神に差し出す覚悟で生きるわ」と言うだけで終わっちゃうのかな、と想像してしまった。
しかし、婚約者は線路に突っ伏して泣いた。その瞬間に僕は大泣きしそうになった。すごく感動した。
僕はまだ高校生で宗教とかも全然わからないけど、とにかく感動したし、勇気をもらった。
剣客商売 第2シリーズ DVD-BOX
題名を見れば、すぐに内容を思い出せるFANも多いでしょう。
鰻売りの又六はここからの登場ですね。
第1話【辻斬り】
第2話【暗殺】
第3話【剣の誓約】
第4話【婚礼の夜】
第5話【勘違い】
第6話【三冬の縁談】
第7話【いのちの畳針】
第8話【悪い虫】
第9話【隠れ蓑】
第10話【雨の鈴鹿川】
第11話【妖怪小雨坊】
個人的には、何ていうか、三冬が可愛いです。
妻や母親としてだとちょっと物足りないかも知れませんが、
そんなものは寺島さんに任せておけばいいんです。
大路さんの三冬は、初々しくて、女というよりは、娘。
まだまだ未熟で塩辛い煮物もおこげなご飯もありかなぁ・・と思ってしまう。
不器用さもまた魅力の一つかな。
周りの人たちも素朴で純粋で、何かいい時代だなぁ・・と思えるのがいいんでしょうね。
義理も人情も、袖すり合うも他生の縁とばかりに、人助けも当然。
今の世界も、こういうのが普通になればいいのにな、とふと思ってしまいます。