≪入浴剤≫和美人湯 米ぬか寒椿湯 50g
ゴファ、クッサイィィ!!初期芳香があまりに乱暴で、卒倒しそうな強烈な化粧品の香り。オバチャンから香ってくるソレを連想させる。香り自体の質は悪くないようだがこれは量を間違えている。持続性は良いのだが。。。
トロミ成分はPEM-90Mを使用、これが異様に溶けにくい。白濁湯に白色粒子なのであまり目立たないが、湯面に浮き激しく肌に付着する。トロミ成分自体も量が多く強烈で、タオルで体を洗うと納豆のように糸を引く(!)。あまりに強烈すぎる個性を持った入浴剤であったが、湯上り肌は意外とシットリして良好。
寒椿ゆれる―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)
この作者の本は本書が初めてであるが、もっと早く出会いたかったと思う。
本書をきっかけにさかのぼって、一作目から読んだが、時代ものミステリーとして秀逸である。
とかく時代ミステリーと謳っていながら、ミステリーの部分が描ききれていないものが多いが、
本シリーズはその期待を裏切らない。
事件だけではなく、人の心の闇も絶妙に絡ませ、深みを持たせている。
しかも最初の一文目から、その世界に引きづり込まれてしまう。
それになんといっても主人公の千蔭がいい。
娘たちが振り返るような男前なのに、仏頂面で滑稽なくらいものすごい堅物。
しかし、融通が利かないわけではなく、事件の本質を見極めようと常に冷静でぶれることがない。
人に対しても同様で、見合い相手のおろくも、十人並みの容姿ではなく、人となりを見ようとする。
しかもこんな千蔭と真逆な人々が周囲を固めることで、千蔭の存在がさらに際立ち、魅力的だ。
ミステリーとしては長編である一、二作目のほうが読み応えがあり、完成度は高いように思うが、
短編3作で構成されている本書も、変わり者の見合い相手おろくの登場により、
千蔭の別の一面や人の情の奥深さが描かれており、切なくなる。
次回作も楽しみだ。
寒椿 (新潮文庫)
私は宮尾作品が大好きです。
宮尾作品に描かれている女性は、昔ながらの女性が多い。つまり、男尊女卑の世の中で、運命に流されながら生きていく女性である。
しかし運命に翻弄されながらも、不幸せのなかにちょっとした幸せを見つけ、生きていく。
弱い女性なのに、弱さの中になぜか気迫が感じられるのである。
そこが読んでいて共感できるところである。
川中美幸30周年記念名曲集 心をこめて・・・30年
この名曲集には美幸さんのデビューから歌ひとすじはもちろん美幸さんの改名前の昭和48年〜50年迄の芸名春日はるみ時代の今では聞けないシングル曲のA面の新宿天使と寒椿の島からの2曲もボーナストラックとして収録されてるので美幸さんファンにはたまらなく欲しいディスクだと思います☆