
ライヴ・アット・ロック・イン・リオ
ライヴによってVoの本当の実力が露呈してしまう場合が少なくないが、BRUCE DICKINSONには当てはまらない!IRON MAIDENの歴代Voの中では、彼が最高だ!あと、トリプルギターもありだな。と感じるすばらしい出来。

メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー [DVD]
ヘビーメタルを社会現象と捉えて、真正面から社会の中でのメタルおよびその信奉者の立ち位置を探ろうという、メタル文化人類学ドキュメンタリー。
はっきりいって、誰にもお勧めできるという代物では到底ない。これを楽しめるのは相当コアなメタルファン、しかも長い年月にわたっての筋金入りの。
メタルが好きであるなら、あちこちで共感できるシーンがある。中でもハイライトは作者自身がもっともこだわったポイントであろうノルウェーのブラックメタルを取り巻く状況。音楽の名を借りて、殺人や教会放火が正当化されうるのかというのはいささか重いテーマではあるが、今のメタルのひとつの側面を語るにははずせなかったのだろう。個人的にはメタルと人種差別なんてテーマももっと掘り下げて欲しかったが、ボーナスとあわせてこれでも相当なボリュームであり、そのあたりはできれば続編を期待したいところではある。
ボーナスDVDもいちいち貴重で、本編を理解する手助けになるばかりか、モーターヘッドのレミーなどボーナスのほうが数倍素敵!(素敵すぎて本編ではカットせざるを得なかった?)

スカンクワークス
ソロ活動第三弾となるアルバムです。ブリティッシュメタルを捨て、全く違うジャンルを若手バンドと取り組もうとしたようですが、メディア上で言えば失敗に終わったアルバムです。
まず、ブリティッシュメタルファンで、その延長上でブルースのファンだった方は購入を控えられた方が良いでしょう。それ以外の方にはすごくお勧めです。
ヘヴィーな曲もあり、聴かせる曲もありで個人的にはとても好きなアルバムです。ブルースの歌唱力に惚れている方には必須アイテムであることは間違いありません。
騙されたと思って購入されてみてはいかがでしょうか。

メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー [DVD]
とにかく特典ディスクが充実しています。
というより、日本のメタルファンなら特典ディスクがないといまいちなんじゃないでしょうか。
レギュラー版は4000円を超えていて手が出せずにいましたが、1500円なら買いです。