関ヶ原 [DVD]
天下分け目の戦として名高い関ヶ原。
それは単なる天下取りの決戦ではないと痛感させられる。
関ヶ原に限らず、古今東西歴史というものは、勝者の視点で語り継がれている。それが史実として定着しているのである。
まさに勝てば官軍の世界。敗者から見た歴史は闇に葬られるのが常である。
だが、敗者の視点で描いた司馬遼太郎の存在によって、関ヶ原の歴史観も大きく変わったのではないだろうか。
石田三成に対する人物評は、無謀な戦いを仕掛けた「小賢しい奴」というものが多数を占めていた。私自身もそう思っていた。
だが、この作品に出会ってから理想主義者ではあるものの、最も豊臣家を想う忠臣だったという考えに至った。
また、徳川家康の方も勝つべくして勝ったという楽勝ムードでは、決してなかったことが窺える。
家康はただの戦国大名ではない!その非凡な人物に互角に渡り合った三成もまた、非凡な存在だったのだ。
「三成に過ぎたるもの」と謳われた島左近が仕えたほどの人物なのだから。
当作品は豪華な出演者に彩られ、まさに適材適所といえる配役が冴えわたる。
映画や大河ドラマをも凌ぐ一大歴史スペクタルと言っても過言ではない。
もう二度と作ることの出来ない最高傑作である。
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム
え?『雷』のオープニング曲収録されてないの!?
前の映画サントラは映画版の曲ではなく
銭形四姉妹シリーズで使った楽曲目当てで購入したんだが・・・。
・・・多分買わない。レンタルならともかく。
…ただ、『ケータイ刑事』のシングルは限定発売なんで
音源入手はほぼこちらに頼ることになりそうなんだよね…。
白虎隊 [DVD]
1986年の年末に二夜連続で放映された大型時代劇スペシャル。京都動乱を描いた第一部と会津戊辰戦争を描いた第二部の二枚組。
オールスターが一堂に会し、日本の歴史が大きく動いた幕末から明治維新にかけてを、会津藩の人々を中心にみごとに描ききっている。
歴史に名を残したたくさんの人々が以外なところで関わりを持っていて驚かされます。
泣き所に決まって流れる堀内孝雄の「愛しき日々」もイイ!何度見ても泣かされます。
私はこの作品に感化されて6年前、会津に旅行しました。鶴ヶ城や白虎隊の墓がある飯盛山、母・妻・妹・娘の9人と縁者ら計21人が自決した西郷頼母の家などを見てまわり、感慨無量でした。
草燃える 総集編1~NHK大河ドラマ [VHS]
石坂浩二も岩下志麻も武田鉄矢も松平健も若い。当時はフィルムで撮影して現像するというプロシージャーをとっていたので画面の解像度の悪さはありますがそれを補って余りある名優達の熱演は感動物です。
リアルタイムでは最初と最後をTVで見ただけだったので総集編だけでも全部みれたのはうれしかった。
兎に角一見の価値有りです。