不思議なほど、無理しないほうが愛される―あなたを生かす心理、ダメにする心理
幸福な人は幸福だから幸福になれる。トートロジーだが、人間心理的には正しいのだろう。小さなことでも幸せと感じられる、季節の移り変わりの美しさに魅せられる、見返り無く人に尽くすことが幸せ、いつもニコニコ笑っていて幸せそう。そんな人だから、幸福を見つけられるし、回りもこの人に幸をもたらさずにはいられない。
逆の考え方はどうだろう。
・家族のことや近所のことにエネルギーを割く余裕はない。仕事がすべて。
・仕事で結果を認められることが大事。頑張って残業する姿を見せることが大事。
・頑張っているねと上司に言われたい。上司からの仕事はすべて受ける。
・頑張っているのだから、上司にも家族にも認めて欲しい。
これは自然に緊張感を生み、周りにも煙たがられるだろう。理解してもらえないだろう。
理解してもらえないから、なお一層仕事に打ち込む。
挙げ句に倒れる。そのとき、誰にも同情してもらえない。
無理をせずに自分をさらけ出そう。無理なことは無理と言おう。嫌なことは嫌と言おう。
家族との時間を大切にしよう。
鬱病・心筋梗塞予防の本でもあり、幸福論でもある。
無理な恋愛DVD-BOX
もともと主演の夏川結衣が大好きで、かつ「純情男の歳の差恋愛」みたいな触れ込みも
聞いていたのでおおいに期待しつつ見はじめたのですが、最後までほのぼのとしたとってもいいドラマで大満足でした。
夏川さんはそろそろ四十路?だというのに少女のように愛くるしい笑顔が相変わらずステキで、
コミカル、シリアスの両面をとても自然に自在にいきつもどりつする演技で楽しませてくれました。
また久しぶりに見る「俳優・マチャアキ」も予想以上の役者ぶりで、ややもすると少々優等生すぎて
しらじらしく感じてしまいそうな役柄を実に嫌味なく演じていて好感が持てました。
(彼が歌うテーマ曲もドラマの温かい雰囲気にぴったりでとてもよかったですね)
恋敵役のチュートリアル・徳田や前妻・夏木マリ他のキャスティングも抜群のハマリ具合で
終始安心して見ていられました。ただ、あまりにほのぼのしすぎて刺激や話題性に欠けたのか、
視聴率はさんざんだったようですが、「大人なドラマ愛好家」たちの評価は
かなり高かったのではないでしょうか。
大好きな人が振り向いてくれる本―ムリめの彼・気のない彼・愛が冷めた彼
ANNAさんの本を読む前は ぐっどうぃる博士の本を読んでいました。
この本は 恋愛だけでなく人とのコミュニケーション、距離の取り方なども学ぶことができたり
自分がいつも性別問わず人間関係で上手くいかない理由もよく分かりました。
この本を読むことで 相手の立場を考えずに一人で舞い上がって事を進めては失敗したり
何故 自分から人が遠ざかっていくのかということも よく分かりました。
たくさんの恋愛指南書が出ていますが ANNAさんの本は恋愛指南書だけでなく
人間関係で悩んでいる自分を少しずつ楽にしてくれたので これから行き詰まりそうな時は
また読もうと思います。
忘れもの
堺さんの歌を聴くのは初めてだったけど、
優しい歌声と曲調で、どこか懐かしさも感じ、とても癒されます。
ドラマで堺さんが演じている役柄ともとても合っていて、ほんと素晴らしい!
普段のイメージなどもあり、若者も聴けます。お勧めです。
無理しないほうがうまくいく! ナチュラル・キャリア実践術
キャリアカウンセラーでセレジョブライフキャリア研究所代表の
弓ちひろさんによる、キャリアの築き方の本です。
タイトルにもあるように、「ナチュラル」ですから
「無理はしない」「ふつうに生きる」「ラクできるところはラクをする」姿勢で、
仕事をします。
仕事と家庭、仕事と出産、仕事と育児など
両立しなければならないうえで、出てくるトラブル、
イライラをどのように受け止めて、なくしていくかを提案しています。
夫に家事や育児を手伝ってもらう工夫などに
あまり新鮮さはありませんが、共感できます。
彼女は毎夜、なにもなければ2時間、自分の時間をつくり
旦那さんとワインを飲んだり、本を読んだり、DVDを見たり
とゆっくりと過ごしているそうです。
以前から「母・妻・ビジネスウーマン」だけではなく
「わたし」という時間も持ってはじめて「ワーク・ライフ・バランス」だと
感じていたので、彼女のライフスタイルはとてもうらやましい。
また、弓さんは弓さんなりにストレスがあるようですが
やっぱり理想っぽい。
彼女だけ、あるいは一部の女性だけのケースともいえる事例が
見受けられます。
時間術のところでは、かなり時間を切り詰めています。
これ、わたしはできそうもありません。
食事の後、少しゆっくりしたい。
子どもが話しかけてきたら、そっちを向いてあげたい。
(子どもはいませんが)
また、女優のように演じることも時には必要といいます。
しかし、「演じる」ことがもうすでに「ナチュラル」ではありません。
わたしも昔は「演じられる女」でしたが
体を壊してからやめました。
それに、そもそもこんな女っぽいことできない女の人もいます。
でも、日曜日に家族でいっしょにゆっくりする習慣をつくったことは
マネしたいですね。
また気持ちのコントロール法、理想のバーを低く、
悩みを隠さないなども学びたい。
弓さんの事例は彼女のスタイルですから、
この本に書かれていることに反論してもしょうがない。
その分、自分なりの「ナチュラル・キャリア・スタイル」を確立したい。