ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター コンプリートガイド
毎度のことながら、楽しんで読むことができました。
攻略情報は完璧だと思います。
私はゲームを攻略本無しでもクリアできたのですが、この本を読んでいたら全然やりこみが足りなかったなと思いました。
今からプレイされる方でアクション要素が苦手な方、やりこみ派な方はこの本に助けられると思います。
そして相変わらずキャラデザの大峡さんのイラストが美しい!
書き下ろしの表紙イラストはもちろん、アルノー主役の巻頭漫画も必見です!
各キャラの設定資料集も結構な量なので、見ごたえがあります。
特に、ED時の10年後のジュード達のイラストが見れたのには感涙でした。
雑誌などに掲載されていたイラストもバッチリ収録されていて、大満足です!
個人的に残念だったのは、巻末恒例の製作者インタビューの形式が変わったこと。
楽しい企画だとは思うのですが、毎回あった登場人物についてのコメントがほとんど無かったのが残念でした。
ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター 公式設定資料集
ついに発売されたデトネイターの公式設定集!内容、オマケ共に最高の出来でした。
キャラ設定の所では、全身イラストや表情集、ゲーム内で使用されていたアニメ風のイラストも全掲載で、ゲーム内では語られなかった裏設定や秘話なども盛り沢山です。
勿論、お馴染みバトルボイス全掲載や背景イラスト、雑誌の表紙だったイラスト等も収録されてます。
そしてなによりエンディング後の主人公達(一部除きますが)の設定イラストが掲載されていたことに感動しました。
また、オマケのドラマCD+オマケボイス(PC起動時ボイスなど)がついてくるのも魅力的です。ドラマCDには主人公4人しか出演していないのですが、旅の合間の出来事でとても面白い内容なので所詮オマケとは言えません。
ボイスは使える気のものと使えなさ気のものと大体半々ぐらいですが、聞いているだけでもかなり良いので満足できます。
ただひとつ残念といえば、表紙が描き下ろしではないこと。
アルターコードFの時は描き下ろしだったので、期待していた分残念が倍になりましたが、全体的によかったのでファンならずとも一度は見て欲しい一冊です。
ワイルドアームズ Music the Best-rocking heart-
1枚のCDとして聴いた時、曲としての完成度にバラつきがあるような印象。
他の方も評価されていますが、4thのアレンジは最高でした。
広義の意味でロックは「若者の音楽」だそうですが、今回のロックもその類のようで。
重いのかと思えばそうでもなく、軽いかというとそうでもなく。
残念ながら原曲の持っていた「味」が完全に生かしきれていないなー、といった感じ。
価格もアレなので、ファンアイテムとしてどうぞ、というCDかな。
ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター(初回生産版)
とりあえずクリアしましたが、かなり微妙・・といった印象を受けました。
フィールドマップが無くなり、進行上にある各マップ(ダンジョン等)をクリアすることで先に進むシステムですが、これによって自由度が極端に無くなっています。
後戻りさえできないシーンが少なからずある上、自由移動できるようになるのは、ラスダン突入後というのは、いかがなものかと。
また、パズル要素についてはアクション性が相当強くなっていて、アクションが苦手な人には厳しい内容になっています。
新しいHEX戦闘システムは、戦術性も高く面白いですし、キャラもよく喋ってなかなかの出来です。シナリオはヒネリがまったくありませんが、ストレート勝負といった感じで悪くはありません。ただ、登場人物をやたらめったら殺して話を盛り上げようとするのは、個人的に好印象がありません。ボリュームは、普通にプレイして30時間程度といったところでしょうか。クリア後はラスボス前に戻るタイプで、ニューゲームへの持ち越しはありませんでした。
ゲームとしてはそれなりに面白いとは思いますが、シリーズのファンとしては受け入れがたい部分があるかも・・・。
ワイルドアームズ ザフォースデトネイター オリジナルスコア
サントラを買ってまず驚きだったのが、今作のBGMはなるけさんが全て作曲されていなかったという事実でした。
確かに曲から受けるイメージがこれまでとは違うと思っていましたが、全く知らなかったのでかなりビックリしました。
ですが、なるけファンも心配することなかれ!です。
なるけさん以外の3名のスタッフが大変良い仕事をされていて、ワイルドアームズ音楽の新たな側面を見せてくれる音楽が揃っています。
実際、私がゲーム中特にお気に入りだった「over the wind」(フィールドマップの曲)は甲田さんという方が作られています。
もちろん、なるけさんの曲も相変わらず素敵です。
なるけさんと他の3名の方の音楽を聞き比べてみるのもおもしろいと思います。
WA音楽が好きな方、ゲームをプレイされた方はもちろん、ゲーム音楽が好きな人なら買って損はしないと思いますよ。お勧めです!