ファミコンミニ スターソルジャー
16連射という概念を生んだ伝説的な縦シューティング。
様々な隠し要素も存分に含んであり、それを探究するのも楽しい。
かつては5分間で100万点行くか行かないかなどと自分に目標を設け、
ひたすら隠しアイテムの場所を覚える事に躍起になった。
──その子ども時代に熱中したゲームがGBAに移植された。
この移植は素晴らしい事であると感じるが、
いかんせんGBAというハードが連射を阻害する最大のネックとなっている。
もちろん、秒間12連射以上は可能である点は変わりないが
(ラザロ合体前撃破は秒間9.4連射(記憶が曖昧ではあるが)
ハードが激しくぶれる為、画面がファミコンの時と比べ、安定しない。
その結果、後半のステージに行くに従い、誘導弾や通常弾幕を避ける事が
非常に難しくなってしまっているのである。
連射速度を取るか、安全性を取るか、GBAというハードの性質上、
この二点は避けられない問題点であるといえる。
公式16連射ブック 高橋名人のゲームは1日1時間 (ファミ通ブックス)
ハドソン入社時のエピソードから東京支社での営業時代の裏話、そして伝説のキャラバンなど盛りだくさん。なかなか面白く読ませていただきました。ただし「高橋名人逮捕!(コントローラーのボタンにバネをしこんで詐欺罪で捕まった)」の真実は子どもの頃から知りたかったので、その部分にもページを少し多めに割いて欲しかったです。
スーパースターソルジャー 【PCエンジン】
ガンヘッドよりも完成度が落ちる以外と難しい、定番のキャラバンソフトで、よいできです。それまではキャラバンモードは入っておらずこのゲームから入り、よくやりましたね。これ以降のキャラバンゲームは完成度が落ち、マンネリ化してイマイチでこれとガンヘッドをおすすめします。
ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.2
子供の頃遊んだ思い出を鮮明に蘇らせてくれる、そんな1枚です。
思い入れのあるソフトが一つでもあれば、それだけで十分です。
私の場合、「迷宮組曲」と「スペランカー」が入っていたので十二分でした。
特に迷宮組曲は、楽器箱を集めていく過程(音の重なり)がしっかりわかる
構成になっています。当時は、♯(2点)を追い求めていただけなので、
楽器がどのように合わさっていくか、全く気にも留めていなかったのですが、
改めて聴くと巧くできているな、と感心しました。
他にも「リンクの冒険」や「チャレンジャー」、「シティコネクション」など、
子供の頃遊んだ(クリアできなかった)ゲームたちのオンパレードです。
逆に言うと、分からないソフトはなんだこれ?という感想しかありませんが、
2000円ちょっとという値段を考えれば高いとは感じませんでした。
一つでもこれが聴きたい!というタイトルのものがあれば迷わず買うことをお奨めします。