ユートピア
彼女のアルバムの中でも一番のお気に入りの作品です。特に「セイシェル
の夕陽」などは、彼女自身もお気に入りの名曲です。幼い頃から何度も
歌ったり聴いたりしてきたのが「赤い靴のバレリーナ」イントロのアコギ
がとてもよかったりします。「マイアミ午前五時」も有名な曲。そして
「小さなラブソング」では、彼女が初めて作詞にチャレンジしたことでも
有名です。アイドル路線真っ只中にいながらも、完成度の高い作品。
さらに大きく成長するのだろうと意識させた作品でもあります。
SHERBET
初期PIZZA OF DEATH RECORDS第三弾アーティスト。Hi-STANDARD難波氏プロデュース。このアルバムは数あるSHERBETの音源の中で最も音質がよく、手に入りやすい。その後、ギターがREACHを作り、残った二人はTHUMBになった。そして2004年、ギターとドラムがSLIME BALLとして新たに活動開始。2005年にPODからミニアルバムリリース。ベースの岡田君とギターの渡辺君のかけ合いはSHERBETでしか聞けない!横浜の伝説のメロコアバンド!
と思ったらどうやらそのSLIME BALLのベースが岡田洋介になりました。ある意味THUMBと合わせて復活です。今後のツアーに期待!
ラデュレのお菓子レシピ
ラデュレは、まずレシピ本は出すまいと思っていたので、いつのまにか
出版されていて驚いた。ラデュレ色の箱(というか函という字を当てたいが)
に入って、それを開ける時からときめくではないか。これはお菓子好き、
フランス好きへのプレゼントには最適。もちろん自分へのご褒美にも。
判は小さい。学習辞書くらいの高さで、横幅を伸ばして正方形にしたくらいの
大きさだ。が、オールカラーで400p弱のボリューム、写真や装丁の美しさから
して、破格に安いと思ってしまう。ラデュレのお菓子は高いから、余計にそう
思ってしまうのかもしれない。
写真も、写りがいいというだけでなく、ものすごくデザイン性が高い。
あなたが合理的思考の持ち主ならば、何でカラ焼きしたシューやタルトに
花を飾るわけよ!?と思ってしまうかもしれないが、そういった感じで
壁紙〜テーブルクロス〜食器、そしてお菓子が絶妙に、そしてラデュレ
らしくバランスしていて、眺めているだけで深く満足する。
しかし、レシピの方も手抜きではない。
たとえば卵白を、「ハンドミキサーで泡立てる」などと書いてあることから、
本書の対象はプロでなく一般ということが見てとれる。仕込みの量もそんな
感じだ。
しかしラデュレといえば、のマカロンの作り方には独特な点があったり。
イタリアンメレンゲ使用のタイプとフレンチメレンゲ使用のタイプの中間の
ような…。これが「あの」マカロンの秘密なんだろうか?試してみたいが
なかなかヒマがありませんで、これは各自で試されたい。
もともとはフランスで出版されたとのことで、日本で手に入りづらい
材料があったりするけれど、本書に関してはあまり問題でないだろう。
読む前には中興の祖、ピエール・エルメの影響が強いレシピかな?と想像
していたが、意外とそうでもない。これは、ラデュレの、そしてシェフである
フィリップ・アンドリューのお菓子の本です。ネオ・クラシックなお菓子が
好きな方は、是非!