3年B組金八先生伝説の教壇に立て!公式パーフェクトガイド
それにしても、この作品は正当な評価がされていないです。
実際、この攻略本にしても、ご覧のとおり地味な装訂で、どうにも購買意欲がわきません。
しかし、出来はとても良いです。この攻略本にしてもチュンソフトの協力のもと、丁寧に作ってあります。ヒントの出しぐあいも絶妙だと思います。
ホンと、騙されたと思って遊んでみてはいかがでしょう?
あと、評価が−1なのは、金のしおり後の攻略が解説されていないことです。金のしおりになると・・・。
さすが、チュンソフト、やりますなぁ。
3年B組金八先生 伝説の教壇に立て! 完全版
ゲームだって嗜好品なので、誰にとっても完全な作品というのは存在しないでしょう。
だから、このゲームは「私的に」は限りなく完全に近いゲーム。ありていにいえばツボった
ということでしょうか。
どんなゲームでも、プレイしながら「ここがもう少しこうだったらもっと面白かったんじゃねーの?」
とか「なんで、この画面から全体マップにいけないんだよ。メンドくさいな」といったネガティブ・
インプレッションを独り言つと思うのですが、このゲームは(私の場合)そういう邪念がほとんど入る
隙間がありませんでした。
個性豊かな愛すべきキャラクターとよく考えられたシナリオ。斬新だけどわかりやすい
ゲームシステム。シンプルなカタルシス。音楽、やり込み要素、ちょっぴり笑える小ネタ。
フルボイスで演じられる声優さんたちの芝居も素敵でした。
完全版は、通常版ではボツになった(ヤバめの)エピソードを追加収録しています。
通常版を持っているならば、強くお勧めするほどの追加要素ではありませんが、持って
いないならこれを機に、というか手軽に入手できる今のうちに買っておいても損はないと思います。
完全に国内向けのゲームだし、コスト的にもけっこう厳しかったわりにはそんなに売れなかったと
いうことなのでしょうか。続編はまだ出ていませんし、今後も出るような雰囲気がこれっぽっちも
ありません。残念だなと思う反面、「仮に続編が出てもこれよりいいってことはないだろ? 失望
するくらいなら待ちぼうけの方がいいじゃないか」とも思います。『428』の時のような複雑な
気分はもう味わいたくないんですよね。それよか、最近流行りの、ゲームの映画化なんかいいんじゃ
ないでしょうか。いや、ひょっとしたらテレビドラマ化の方があってるかも・・・ん?
3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!
まだ1週目の第5話ですけど、面白いです!おそらくサウンドノベルが好きな方には気に入ってもらえると思います。ここまでで気づいたことを書きます。
1ストーリー面について。
王道という感じがします。でも、よい意味で王道ということでして、プレイしていて非常に気持ちよくなれます。性善説が好きな方には気に入ってもらえるかと。
生徒や先生もキャラが立っていて魅力的で、「お前、馬鹿かと思ったら、意外と考えてるじゃないか」とか「こいつ、いやなやつぽかったけど、いいとこあるじゃないか」というふうに思わされました。
2システムについて。
・カードについているTipsが「街」(チュンソフトの以前の作品です)を思わせるものだったのが、うれしかったです。
・ロード時間に関しては非常に早く、全く問題ありません。
・カードシステムは「逆転裁判」のように突きつける形のもので、非常によい働きをしています。
・才能開花システムはカードでマスを埋めていくというもので、人によってはちょっと面倒と感じるかもしれません。
・プレイの大半を占めるイベントムービーに字幕はありませんが、あとで読み直すことはできるようになっています。
・セーブは、やろうと思えば結構細かくできます。
全体としてあまりストレスなく遊んでいます。
1話1話がだいたい1時間くらいなので毎日ちびちびやるのにもいいのではないでしょうか。
僕は定価で買って満足しています。
アンソロジー放課後の方程式 (Chun soft novels)
本編であまりスポットライトが浴びせられていなかった生徒の
一面をアンソロジーの形で小説化しています。
久住、3人娘、ふーにゃんのファンは必見かと。
小説として、面白さはあくまで外伝ですのでそれなりですね。。