アナザヘヴン〈上〉 (角川ホラー文庫)
アメリカドラマ的な本だなーと思いました。
事件が発生し、犯人を追跡するシーンがあるのですが、犯罪の内容はSFホラーで
人を引き付け、物語が展開できればネタはなんでもOKという感じのアバウトな設定です。
あくまで主人公と係る人間たちの思いつき(深さはないので心情描写とは言いたくない)を
描くことがメインなので、「SFホラーや警察の動き方のウソ臭さは気にしない」と割り切って
読めば、展開のテンポはいいし、登場人物の気持ちにもうなずけるものはあるので楽しく読めます。
事件が発生し、犯人を追跡するシーンがあるのですが、犯罪の内容はSFホラーで
人を引き付け、物語が展開できればネタはなんでもOKという感じのアバウトな設定です。
あくまで主人公と係る人間たちの思いつき(深さはないので心情描写とは言いたくない)を
描くことがメインなので、「SFホラーや警察の動き方のウソ臭さは気にしない」と割り切って
読めば、展開のテンポはいいし、登場人物の気持ちにもうなずけるものはあるので楽しく読めます。
アナザヘヴン2〈VOL.1〉 (角川ホラー文庫)
三つの視点、三人の主人公で進行する物語。
ただ、その三つの視点は、それぞれの主人公の立場や性格や舞台も違うために、
こいつの話は面白いけど、あいつのはつまらないという事態に陥りやすいのが難点。
もっと残念なのは四巻構成なこと。
これ2冊に纏められるよね・・・?
飯田譲治の作品は「人間の○○という感情や行動は宇宙の●●の影響なのかもしれない」とか平気で出てくる。
その一文だけ見れば結構危ないセリフに聞こえるかもしれないが、
作品を読んでいるときは「ああ、そうなのかもね」と思わせてくれるのはさすが。
あとがきで誰かが「飯田譲治のSFは地に足がついている」と書いていたが、その通りだと思った。
ただ、その三つの視点は、それぞれの主人公の立場や性格や舞台も違うために、
こいつの話は面白いけど、あいつのはつまらないという事態に陥りやすいのが難点。
もっと残念なのは四巻構成なこと。
これ2冊に纏められるよね・・・?
飯田譲治の作品は「人間の○○という感情や行動は宇宙の●●の影響なのかもしれない」とか平気で出てくる。
その一文だけ見れば結構危ないセリフに聞こえるかもしれないが、
作品を読んでいるときは「ああ、そうなのかもね」と思わせてくれるのはさすが。
あとがきで誰かが「飯田譲治のSFは地に足がついている」と書いていたが、その通りだと思った。
アナザヘヴン~eclipse~ BOXセット [DVD]
アナザヘヴン。
巷の評価はあまり良くないようだけど、個人的にはおもしろかった。
映画よりもこのテレビドラマシリーズが方がより良い。
話は映画と同じく荒唐無稽だが、当時のテレ朝ドラマとは思えないくらい映像・音楽に金がかかってる感じ。すごくキレイな映像だし、音のセンスがいいです。
それから大沢たかおが妙にカッコいいんですね。これが。
主演女優だけが趣味じゃないけど、後は満点。
見た方がいいと思うけどなー。
巷の評価はあまり良くないようだけど、個人的にはおもしろかった。
映画よりもこのテレビドラマシリーズが方がより良い。
話は映画と同じく荒唐無稽だが、当時のテレ朝ドラマとは思えないくらい映像・音楽に金がかかってる感じ。すごくキレイな映像だし、音のセンスがいいです。
それから大沢たかおが妙にカッコいいんですね。これが。
主演女優だけが趣味じゃないけど、後は満点。
見た方がいいと思うけどなー。
アナザヘヴン [DVD]
ドラマとは違い、かなりグロい(しかもエロい)です。最初の殺人現場のシーンで早くも『…ゲッ』となります。人間の弱さとか隙が、自らを滅ぼしていく感じが恐怖として描かれていて、一度ハマると、なかなか抜けだせない世界を持っている、後引くタイプの映画だと思いました。
ただ、最後までグロさが続くので御注意を!!
ただ、最後までグロさが続くので御注意を!!
アナザヘヴン [DVD]
話は大したことないのだが・・・
「松雪泰子」と「江口洋介」の二人の演技の上手さには驚いたというか、イイ意味で期待を裏切ってくれたので嬉しかった。この二人の演技は観ていてチットモ違和感が無かった。タダの人気俳優ではない。それから私の二人を観る目が変わったのは言うまでも無い。その事を発見するだけでもこの作品は意義があると思った。
「松雪泰子」と「江口洋介」の二人の演技の上手さには驚いたというか、イイ意味で期待を裏切ってくれたので嬉しかった。この二人の演技は観ていてチットモ違和感が無かった。タダの人気俳優ではない。それから私の二人を観る目が変わったのは言うまでも無い。その事を発見するだけでもこの作品は意義があると思った。