魚影の群れ [DVD]
巨大マグロに命を懸けて闘いを挑む海の男たちの壮絶な愛と死闘を描く。雄大で残酷な大自然に生かされ、殺され、翻弄される人間たちを重厚なシーンの積み重ねと演技、映像で描き切った紛れもない日本映画史上屈指の大作です。個人的にはこの作品を超える邦画には未だ出会えていません。
戦艦武蔵 (新潮文庫)
吉村昭という作家は抑制の効いた文体だ。
事実を積み上げ、事実に語らせる。その手法が生きた端的な名作だと思う。シュロ縄が市場から消えるところからスタートして、最期のレイテ沖海戦まで。淡々とした筆致が語るものは逆に雄弁だ。戦争文学なんどという範疇ではなく、日本人の生き方を活写して措くところのない一作といっていい。
事実を積み上げ、事実に語らせる。その手法が生きた端的な名作だと思う。シュロ縄が市場から消えるところからスタートして、最期のレイテ沖海戦まで。淡々とした筆致が語るものは逆に雄弁だ。戦争文学なんどという範疇ではなく、日本人の生き方を活写して措くところのない一作といっていい。
三陸海岸大津波 (文春文庫)
昨年の東日本大震災では、政府・東電関係者が、東北地方の地震・津波による大被害について、頻りに「想定外だった」と発言していました。 しかし、吉村昭氏の名著「三陸海岸大津波」を読むと、明治29年と昭和8年に、今回と同規模の津波による被害が同地域で発生していたのがよく分かります。 「想定外」は「無責任・無計画・勉強不足」の言い訳でしかありません。 是非皆さんにこの本と、これも吉村昭氏の名著「関東大震災」を併せてお読みになることをお薦めいたします。 東電は会長から平社員まで全員、この本を読んで深く反省し、原発事故再発をなくすべきです。 福島第一原発事故は「想定外」の偶然が重なって起きたのではありません。 津波の被害が多発する波打ち際に原発を建設したこと自体が大きな間違いでした。
小生のレビューに「三陸沖と福島は別地域」と反論された方がおられますが、では三陸沖にずっと近い女川原発の被害がごく少なく、ずっと遠い福島第一原発が壊滅したのは何故でしょう? 前者ではプロジェクト責任者が岩盤の固い高地に施設を移す英断を下し、被災時の対策もよく、後者では無知・無責任・後手後手がはびこったためです。 人災に他なりません。
小生のレビューに「三陸沖と福島は別地域」と反論された方がおられますが、では三陸沖にずっと近い女川原発の被害がごく少なく、ずっと遠い福島第一原発が壊滅したのは何故でしょう? 前者ではプロジェクト責任者が岩盤の固い高地に施設を移す英断を下し、被災時の対策もよく、後者では無知・無責任・後手後手がはびこったためです。 人災に他なりません。
漂流 (新潮文庫)
この本は絶対にネタばれや筋書きを見ないで読むことをお勧めします。
皆さんの評価を見て解るとおり、買ってから後悔するような本ではないので
興味あれば買ってしまったほうが良いです。
私はレビューを読まないで、表紙裏の筋書きも目を通さずに
読み始めましたが、先がどうなるか解らないので
始終どうなるかドキドキしながら読みました。
退屈な中だるみがないのでサクサク読めます。
無人島の日々を読んで感じてください。
お勧めです!
皆さんの評価を見て解るとおり、買ってから後悔するような本ではないので
興味あれば買ってしまったほうが良いです。
私はレビューを読まないで、表紙裏の筋書きも目を通さずに
読み始めましたが、先がどうなるか解らないので
始終どうなるかドキドキしながら読みました。
退屈な中だるみがないのでサクサク読めます。
無人島の日々を読んで感じてください。
お勧めです!