ロックマンX5
ちまたでは悪評の多いx5。「悪かった点」、「良かった点」、「総評」で評価します。
「総評」にはストーリーのネタバレがあるので注意して下さい。
「悪かった点」
◆爽快感の無いステージ
今作は各ステージに行動を制限する要素が多いのが特徴です。要素とは、頻繁にガード状態になる敵
指定ポイントの破壊、扉のロック解除、劇遅強制スクロール、ダメージトラップ、針などです。
これらの多用によってXシリーズのウリであったステージを駆け抜ける爽快感が減ってしまったように思います。
こういう仕掛けは難易度を向上させるのに必要不可欠ではありますが、もう少し減らしても良かったのではと感じました。
もしかしたらスタッフは前作X4が簡単過ぎたことへの反省でこのようなステージ構成にしたのかもしれませんが、
いかんせん斜め上過ぎる変更だと思います。
◆エイリアの通信
ステージ攻略中は度重なるエイリアの通信でこちらの動きが強制的に停止させられます。
おまけにその内容もどうでもいいようなことばかりで正直うんざりしました。
さらにコロニーを打ち落とした後にアイテム回収目的で残りのステージに行くと
「余計な行動はつつしめ」だの「お前なにやってんだ、さっさと帰れ」(要約)だのとさんざん罵声を浴びせられます(笑)。
本当にエイリアの通信だけはON.OFF機能を付けて欲しかったです。一応、後述する時間稼ぎの際に
先に彼女の通信を聞いておくことで、正式なプレイ時における通信をある程度消すことが出来ます。
エイリアにゲームを邪魔されたくないという人はやっておくことをお勧めします。(ステージ攻略の練習にもなりますし)
◆ボスのレベルシステム
ボスのレベルはかなり蛇足なシステムです。ゲーム内の時間が進行するにつれて、ボスのレベルが上がっていくのですが
ボスはレベルが9以上にならないと強化パーツを落としてくれません。その為、8ボス全員から強化パーツを貰う為には
ゲーム開始時に、自殺→ゲームオーバー→ステージセレクトを繰り返して時間を潰すことでレベルを上げてやる必要があるのです。
プレイ前に何度も自殺をするゲームなんて聞いたことがありませんが、自分はアイテムなどはキチンと集めないと気が済まないので
仕方なくやりました。(ステージセレクトしてハンターランクが下がるようなことはありません)
さらにラストステージでは8ボスのレベルがMAXになり、HPゲージが膨大になります。今回の8ボスは練り込み不足なのか
動きが単純な奴が多く、余り強くありません。(まともなのは薔薇と恐竜とイカくらいです)しかし前述のとおりHPだけは異常に多いので
戦闘は、肉の壁となったボスのゲージをひたすら削る作業のように感じました。
「良かった点」
◆ゼロが強化された
ゼロはエックスのようなアーマーを装備出来ない代わりに強化パーツを実質7つも装備することが出来ます。(黒ゼロ化必須)
さらに8ボス全てに対応する弱点ワザを身につけ、ギガアタックや回転斬りやエアダッシュの性能も強化されました。
X4で猛威を振るったダッシュキャンセル斬りも健在です。(ペガサスを倒すと使えなくなるので、放置してクリアした方がいいです)
私は基本的にゼロばかり使うので、これは嬉しかったです。まあゼロは入手出来ないライフアップが3つあるという欠点がありますが
たかだか3つくらい、慣れたらどうということもない問題です。
◆BGM
X5はBGMが良いと聞いていましたが、まさしくその通りでした。
零空間の神秘的な雰囲気とマッチする、美しい曲調の「ZERO STAGE 1」、激しさの中にどことなく哀愁が漂う「X vs ZERO」、
それまでとは打って変わって明るくなるユーロビート調の「ZERO STAGE 2」、私は特にこの3曲が好きでした。
この3曲だけでX5の全てが許せる・・・というのは言いすぎですが、良曲であることは間違いありません。
高いけどサントラCD買おうかな(笑)。タイトル画面のオプションからサウンドテストが聴けるのも嬉しいです。
◆シグマが強い
X4は高い完成度でしたがラスボスシグマが弱く、かつ変身が3パターンもあって面倒くさく、そこが不満点でした。
しかしX5のシグマはかなり強く戦い甲斐があります。体感的にはX1のウルフシグマより強い気がします。
狭い部屋の中でひたすらいやらしい攻撃ばかりしてくる鬼畜ボスですが、その分勝った時の喜びもひとしおというものです。
「総評」
「悪かった点」で挙げた欠点以外にも、アニメやボスのボイスが廃止されてしまったり、ダイナモが空気だったり
シグマを筆頭にキャラの台詞が日本語としてなにかおかしいなど色々と突っ込み所の多い作品です。
特に残念だったのが長年温めてきたであろうエックスとゼロの戦いがあまりに意味不明だったことです。
エックスが「ゼロを信じているから止める」とか言い始めたり、エックスでシグマを倒すと、いつの間にか
のこのこやって来たゼロがシグマの自爆に巻き込まれて間抜けに大破するなどとにかくひどいです。
しかしパワーアップしたゼロやBGMなど良かった点も無いことは無いので評価が難しい作品です。
聞けばこのX5、シリーズの売上低迷で、予算も人員も全然回して貰えなかった不遇の作品だったとか。
しっかりと作り直せば良作になることは間違いないと思うので、カプコンさんにはイレギュラーハンターX5として
是非リメイクしてもらいたいものです。まあほぼ100%無理だと思いますが(';ω;`)。
「総評」にはストーリーのネタバレがあるので注意して下さい。
「悪かった点」
◆爽快感の無いステージ
今作は各ステージに行動を制限する要素が多いのが特徴です。要素とは、頻繁にガード状態になる敵
指定ポイントの破壊、扉のロック解除、劇遅強制スクロール、ダメージトラップ、針などです。
これらの多用によってXシリーズのウリであったステージを駆け抜ける爽快感が減ってしまったように思います。
こういう仕掛けは難易度を向上させるのに必要不可欠ではありますが、もう少し減らしても良かったのではと感じました。
もしかしたらスタッフは前作X4が簡単過ぎたことへの反省でこのようなステージ構成にしたのかもしれませんが、
いかんせん斜め上過ぎる変更だと思います。
◆エイリアの通信
ステージ攻略中は度重なるエイリアの通信でこちらの動きが強制的に停止させられます。
おまけにその内容もどうでもいいようなことばかりで正直うんざりしました。
さらにコロニーを打ち落とした後にアイテム回収目的で残りのステージに行くと
「余計な行動はつつしめ」だの「お前なにやってんだ、さっさと帰れ」(要約)だのとさんざん罵声を浴びせられます(笑)。
本当にエイリアの通信だけはON.OFF機能を付けて欲しかったです。一応、後述する時間稼ぎの際に
先に彼女の通信を聞いておくことで、正式なプレイ時における通信をある程度消すことが出来ます。
エイリアにゲームを邪魔されたくないという人はやっておくことをお勧めします。(ステージ攻略の練習にもなりますし)
◆ボスのレベルシステム
ボスのレベルはかなり蛇足なシステムです。ゲーム内の時間が進行するにつれて、ボスのレベルが上がっていくのですが
ボスはレベルが9以上にならないと強化パーツを落としてくれません。その為、8ボス全員から強化パーツを貰う為には
ゲーム開始時に、自殺→ゲームオーバー→ステージセレクトを繰り返して時間を潰すことでレベルを上げてやる必要があるのです。
プレイ前に何度も自殺をするゲームなんて聞いたことがありませんが、自分はアイテムなどはキチンと集めないと気が済まないので
仕方なくやりました。(ステージセレクトしてハンターランクが下がるようなことはありません)
さらにラストステージでは8ボスのレベルがMAXになり、HPゲージが膨大になります。今回の8ボスは練り込み不足なのか
動きが単純な奴が多く、余り強くありません。(まともなのは薔薇と恐竜とイカくらいです)しかし前述のとおりHPだけは異常に多いので
戦闘は、肉の壁となったボスのゲージをひたすら削る作業のように感じました。
「良かった点」
◆ゼロが強化された
ゼロはエックスのようなアーマーを装備出来ない代わりに強化パーツを実質7つも装備することが出来ます。(黒ゼロ化必須)
さらに8ボス全てに対応する弱点ワザを身につけ、ギガアタックや回転斬りやエアダッシュの性能も強化されました。
X4で猛威を振るったダッシュキャンセル斬りも健在です。(ペガサスを倒すと使えなくなるので、放置してクリアした方がいいです)
私は基本的にゼロばかり使うので、これは嬉しかったです。まあゼロは入手出来ないライフアップが3つあるという欠点がありますが
たかだか3つくらい、慣れたらどうということもない問題です。
◆BGM
X5はBGMが良いと聞いていましたが、まさしくその通りでした。
零空間の神秘的な雰囲気とマッチする、美しい曲調の「ZERO STAGE 1」、激しさの中にどことなく哀愁が漂う「X vs ZERO」、
それまでとは打って変わって明るくなるユーロビート調の「ZERO STAGE 2」、私は特にこの3曲が好きでした。
この3曲だけでX5の全てが許せる・・・というのは言いすぎですが、良曲であることは間違いありません。
高いけどサントラCD買おうかな(笑)。タイトル画面のオプションからサウンドテストが聴けるのも嬉しいです。
◆シグマが強い
X4は高い完成度でしたがラスボスシグマが弱く、かつ変身が3パターンもあって面倒くさく、そこが不満点でした。
しかしX5のシグマはかなり強く戦い甲斐があります。体感的にはX1のウルフシグマより強い気がします。
狭い部屋の中でひたすらいやらしい攻撃ばかりしてくる鬼畜ボスですが、その分勝った時の喜びもひとしおというものです。
「総評」
「悪かった点」で挙げた欠点以外にも、アニメやボスのボイスが廃止されてしまったり、ダイナモが空気だったり
シグマを筆頭にキャラの台詞が日本語としてなにかおかしいなど色々と突っ込み所の多い作品です。
特に残念だったのが長年温めてきたであろうエックスとゼロの戦いがあまりに意味不明だったことです。
エックスが「ゼロを信じているから止める」とか言い始めたり、エックスでシグマを倒すと、いつの間にか
のこのこやって来たゼロがシグマの自爆に巻き込まれて間抜けに大破するなどとにかくひどいです。
しかしパワーアップしたゼロやBGMなど良かった点も無いことは無いので評価が難しい作品です。
聞けばこのX5、シリーズの売上低迷で、予算も人員も全然回して貰えなかった不遇の作品だったとか。
しっかりと作り直せば良作になることは間違いないと思うので、カプコンさんにはイレギュラーハンターX5として
是非リメイクしてもらいたいものです。まあほぼ100%無理だと思いますが(';ω;`)。
カプコンPCお得シリーズ ロックマンX 5
いくら月日が過ぎようが根強いファンを持つアクションゲーム「ロックマン」。プレイしてしてみればその理由がわかります。上達を肌で感じるゲームシステム、洗練されたサウンド・グラフィック、作りこまれたステージ構成・敵の配置。どれを取っても最高です。是非プレイしてみてください。
ロックマンX 1〜6 カプコンミュージックジェネレーション
この商品は「イーカプコン」限定商品です。
新品が欲しい方は「イーカプコン」で購入してください。(ボーナスディスクは付きません。)
在庫が無くなっていても再入荷する事があるので、イーカプコンに再入荷の予定を問い合わせてください。
私も最近になって再入荷した物を購入しました。
「ロックマンX5」で、XとZEROが戦う時に流れるBGM『 X vs ZERO 』が、このCDで聴けます。
新品が欲しい方は「イーカプコン」で購入してください。(ボーナスディスクは付きません。)
在庫が無くなっていても再入荷する事があるので、イーカプコンに再入荷の予定を問い合わせてください。
私も最近になって再入荷した物を購入しました。
「ロックマンX5」で、XとZEROが戦う時に流れるBGM『 X vs ZERO 』が、このCDで聴けます。