幼稚園・保育園世代の女の子を中心に、幅広い世代から支持を受けるセーラームーンシリーズ。この本はアニメシリーズ全５期のうちの第４期目に相当する「セーラームーンSupers」の第１巻です。
　セーラームーンシリーズの魅力とはどこにあると思いますか？　洗練されたストーリー、悪を倒す使命感、仲間との友情・・・。それもいいと思いますが、私は大ピンチの後のパワーアップだと考えます。
　新しい仲間やアイテムによって、今まで出来なかったことが出来るようになる。これって現実でも大事なことだと思いませんか？
　この巻ではそれぐらいのピンチがあり、新変身があります。だからセーラームーンに興味がある人にはかなりオススメです。
　ちょっと減点する理由は１つ。「講談社のテレビ絵本」はそのほとんどがテレビに忠実なつくりになっていたのに対し、今回はちょっと違います。そこが残念です。

セーラームーンの対戦アクションなんですが、
作りが子供向けでは絶対に無い。
でもセーラームーンだから子供向けなんでしょうが、
作り込みがハンパ無いというか、恐ろしくしっかり作ってあります。
子供に遊ばせても分からないような細かい動作、演出、音声、コマンド等々･･･誰向け？？
名作と呼ばれるような「鉄拳」「ストリートファイター」あたりと比較してもこちらのほうが、
全体レベルでも優っている気が確実にします…。

キャラものって叩かれやすく、粗悪な作りで子供だましって多いのですが、
コレはむしろ逆なのです。でも売れなかったのか流通が少なくプチプレミア化しています。
古いソフトですが、こんなゲームもあったのか･･･って気持ちでプレイしてみてはいかがでしょうか？

収録内容
【第128話】運命の出会い!ペガサスの舞う夜
【第129話】スーパー変身再び！ペガサスの力
【第130話】守れ母の夢！Wムーンの新必殺技
【第131話】ペガサスを捕えろ！アマゾンの罠
＋スペシャル
セーラームーンシリーズの４作目｢SS(スーパーズ)」♪
今回の舞台は、十番街に出現した巨大なサーカステント！
ペガサスを捕らえようとする謎の敵との戦いが幕をあけます♪(^o^)
小学生の時、リアルタイムで見ていた際に放映されていた、
｢華麗に変身？泣き虫うさぎの成長記録」
｢はるか みちる再び！亡霊人形劇」
｢ちびうさの冒険！恐怖、吸血鬼の館」
の番外ストーリーも３つ収録されています♪
ここには書ききれないほど、いいお話がいっぱいなので、
やっぱり見るのがいちばん！
世代の人はもちろん、そうじゃない人も絶対に買いです♪(>_<)

セーラームーンスーパーズ・シリーズは、明確に「ちびうさの成長物語」というコンセプトがあり、特に前半は、困難や葛藤に立ち向かいながら、人としての生き方を決める…というエピソードが多く、大の大人が観ても感動します。 これは、シリアス路線ではあっても時折辻褄の合わない部分もあった、「R」や「S」シリーズよりも高い完成度だと言えます。 私は高校時代にセーラームーンに出会い、初めて女の子向けアニメにハマりましたが、スーパーズ・シリーズはもう、「父親のアニメ」といっても良いのではないでしょうか(笑)。 派手なバトルまであるのに、「アルプスの少女ハイジ」ばりに、大人の責任を痛感させてくれる、稀有な名作ですよね。