ザ・ユージュアル・サスペクツ
前作から約1年8ヶ月振りとなるジョー・リン・ターナーの新作は、前作同様、アル・ピトレリ<G>やカール・コクラン<G>といった“いつもの連中”(Usual Suspects)と共に作り上げたアルバムだ。
今回は自宅リビングに機材を持ち込んでヴォーカル録りを行ったとのことで、それが時間的、精神的余裕を与えたのか、いつになくリラックスした、それでいて力強い歌声を聴かせる。
音楽性はジョーが最も得意とするRAINBOW、FOREIGNER系のポップでキャッチーなメロディック・ロックで、特に、ムーディな4、“Street Of Dreams”風の5は絶品。正にジョー・リン・ターナーの真骨頂といった秀作アルバムだ。ピアノが大活躍する軽快なR&R11(日本盤ボーナス)もごきげん!
今回は自宅リビングに機材を持ち込んでヴォーカル録りを行ったとのことで、それが時間的、精神的余裕を与えたのか、いつになくリラックスした、それでいて力強い歌声を聴かせる。
音楽性はジョーが最も得意とするRAINBOW、FOREIGNER系のポップでキャッチーなメロディック・ロックで、特に、ムーディな4、“Street Of Dreams”風の5は絶品。正にジョー・リン・ターナーの真骨頂といった秀作アルバムだ。ピアノが大活躍する軽快なR&R11(日本盤ボーナス)もごきげん!
ユージュアル・サスペクツ [DVD]
映画は1995年8月16日リリース。題名を直訳すれば『常連の容疑者』となる。この映画のヒットで、監督のブライアン・シンガーは一躍注目を浴び、『X-メン』の監督に抜擢されたらしい。納得。まず、クリストファー・マッカリーの手がけた脚本が素晴らしい(アカデミー脚本賞を受賞)。そしてこの面子、ケヴィン・ポラック、スティーヴン・ボールドウィン、ベニチオ・デル・トロ、ガブリエル・バーン、そしてケヴィン・スペイシーという見るからに曲者を集めた上に、ピーター・グリーンまで持ってきたところが見事。すばらしい選択だ。この辺の役者を選び抜く旨さは『X-メン』でも発揮されているように思う。
そしてやっぱりこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞したケヴィン・スペイシーの曲者ぶりが光っている。『カイザーソゼ』とは何者なのか?という答えを目指してのラスト10分の凄さには眼を見張る。見事に組みたれられた構成にただ唖然。面白い映画の典型のような傑作だ。
そしてやっぱりこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞したケヴィン・スペイシーの曲者ぶりが光っている。『カイザーソゼ』とは何者なのか?という答えを目指してのラスト10分の凄さには眼を見張る。見事に組みたれられた構成にただ唖然。面白い映画の典型のような傑作だ。
ユージュアル・サスペクツ [DVD]
(2013.7.13追記)
店頭にて商品ジャケットを確認したところ、
画角はビスタサイズではなく、「スコープサイズ」で収録されている
との表記がされており、現在パラマウントの公式サイトでも
同様の表記へと情報が更新されています。
実際の映像は確認していませんが、シネスコ収録されていれば快挙だと思います。
なお、やはり特典映像の収録はないようです。
(以下、オリジナル投稿時のレビュー)
『ユージュアル・サスペクツ』劇場公開時の画角はシネスコで、
アスミックから発売されていた初期の国内盤DVDおよび
現在北米でMGMから発売中のブルーレイも、本編をシネスコで収録しています。
しかしパラマウントから再リリースされた国内廉価盤DVDはビスタサイズでの収録、
特典は一切無しという仕様でした。
パラマウント社の商品ページの情報では、
今回のブルーレイ盤もビスタサイズ版での収録、特典映像なしのようです。
(※上記情報も参照してください)
北米盤ブルーレイはMPEG-2コーデックの片面1層、
国内盤は現時点ではコーデック仕様不明(MPEG-4 AVCか?)・片面2層収録なので、
ひょっとしたら画質の向上は見られるかもしれません。
北米では監督と脚本家による音声解説やメイキング、未公開シーンなどをたっぷり収めた
DVD "Special Edition"が発売されていた(北米盤ブルーレイの特典は劇場予告編のみ)ので、
いつかこれら特典が国内リリースされることを願いたいです。
店頭にて商品ジャケットを確認したところ、
画角はビスタサイズではなく、「スコープサイズ」で収録されている
との表記がされており、現在パラマウントの公式サイトでも
同様の表記へと情報が更新されています。
実際の映像は確認していませんが、シネスコ収録されていれば快挙だと思います。
なお、やはり特典映像の収録はないようです。
(以下、オリジナル投稿時のレビュー)
『ユージュアル・サスペクツ』劇場公開時の画角はシネスコで、
アスミックから発売されていた初期の国内盤DVDおよび
現在北米でMGMから発売中のブルーレイも、本編をシネスコで収録しています。
しかしパラマウントから再リリースされた国内廉価盤DVDはビスタサイズでの収録、
特典は一切無しという仕様でした。
パラマウント社の商品ページの情報では、
今回のブルーレイ盤もビスタサイズ版での収録、特典映像なしのようです。
(※上記情報も参照してください)
北米盤ブルーレイはMPEG-2コーデックの片面1層、
国内盤は現時点ではコーデック仕様不明(MPEG-4 AVCか?)・片面2層収録なので、
ひょっとしたら画質の向上は見られるかもしれません。
北米では監督と脚本家による音声解説やメイキング、未公開シーンなどをたっぷり収めた
DVD "Special Edition"が発売されていた(北米盤ブルーレイの特典は劇場予告編のみ)ので、
いつかこれら特典が国内リリースされることを願いたいです。
ユージュアル・サスペクツ【日本語吹替版】 [VHS]
映画は1995年8月16日リリース。題名を直訳すれば『常連の容疑者』となる。この映画のヒットで、監督のブライアン・シンガーは一躍注目を浴び、『X-メン』の監督に抜擢されたらしい。納得。まず、クリストファー・マッカリーの手がけた脚本が素晴らしい(アカデミー脚本賞を受賞)。そしてこの面子、ケヴィン・ポラック、スティーヴン・ボールドウィン、ベニチオ・デル・トロ、ガブリエル・バーン、そしてケヴィン・スペイシーという見るからに曲者を集めた上に、ピーター・グリーンまで持ってきたところが見事。すばらしい選択だ。この辺の役者を選び抜く旨さは『X-メン』でも発揮されているように思う。
そしてやっぱりこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞したケヴィン・スペイシーの曲者ぶりが光っている。『カイザーソゼ』とは何者なのか?という答えを目指してのラスト10分の凄さには眼を見張る。見事に組みたれられた構成にただ唖然。面白い映画の典型のような傑作だ。
そしてやっぱりこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞したケヴィン・スペイシーの曲者ぶりが光っている。『カイザーソゼ』とは何者なのか?という答えを目指してのラスト10分の凄さには眼を見張る。見事に組みたれられた構成にただ唖然。面白い映画の典型のような傑作だ。