アルフレッド・ニューマンは、20世紀フォックス社の音楽部長を長く務め、255本の映画音楽を作曲。アカデミー賞に45回ノミネートされ、９回受賞。映画ファンなら誰でも知っている「20世紀フォックス・ファンファーレ」の作曲者でもあります。
ＣＤの冒頭に収められた「メインタイトル」が素晴らしいです。名旋律を数多く残したアルフレッドですが、この映画の「メインタイトル」は、その中でも十指に数えられる出来の良さです。アップテンポのコンガとシンコペーションで刻まれるブラス群が有無を言わさない勢いで高揚感をあおり、トランペットのメロディが流れてくる瞬間は、最高の興奮が（何度聴いても）味わえます。
『大空港』は1970年製作（日本公開は1970年４月）、アルフレッドの遺作にあたります。70年代に流行した大型パニック映画ブームの先駆的作品で、60年代の映画ではありません。
アルフレッドは、最期の瞬間まで仕事にベストを尽くしていました。『大空港』はその確固たる証明です。

高校生の時、姫路の映画館で視てからその後のメディアで幾度と無く視ている大好きな映画です。
当時、同名ベストセラー小説原作による超豪華キャストの映画化で、アメリカでは大ヒットしましたが日本では普通という感じでした。
ヌーベルバーグやニューシネマのムーブメントがやや落ち着きかけた頃で、王道の大作映画は少し話題不足だったのかも知れません。
しかし、封切りを心待ちにしていた私とって期待以上の素晴らしい作品で、今も見返す度にその興奮は鮮明に蘇ります。
何と言ってもジーン・セバーグのチャーミングでかわいいこと！そしてジョージ・ケネディが葉巻をくわえながらB707を
脱出させるシーンのかっこよさは鳥肌ものです！
この映画の主役はやはりボーイング707でしょう。昨今のCG 多用のハリウッド作品と違って実機を使った撮影は迫力満点です。
その頃の日本と通常の移動手段に最新ジェット旅客機を多用する欧米との格差を差し引いても、よく実機を使って
撮影できたなと思います。
フライングタイガー航空の機体に実際にペイントしたそうですが、オーバーレイ・ラッピングや水性ペイントの無い時代に
金かけてるなと・・・！？　トランスグローバル航空（架空）のロゴはちょっとダサイですが・・・

複数の伏線を解りやすく絡めた丁寧なストーリー展開と良く練られた編集、そしてオープンロケのカメラワークが素晴らしい！
このブルーレイでは画像はシャープに再現されて大満足です。愉しさ倍返しっ！！

見ました。
でもブルーレイ買おうと思うくらい良かった＾＾
うまくいえないけど、見ていて心地いい そんな映画です。
だから疲れないです。
この感じ、とても好きです！

この音が聞きたかった。オリジナルの音でした。大満足です。
買って良かったと思っています。

ニアミス、空中衝突などの事故の経過などは詳しく書かれていて
実際の問題がどのように発生するのかがよく分かると思います。

筆者がＢ７４７とキングエアＣ９０Ａで体験飛行をして航空管制
のレポートをしていますが、プロのパイロット相手なのでもう少
し突っ込んだ質問をして欲しいところです。

キングエア機の飛行ルートをフライトシミュレータで再現してみ
るのも面白い。