The Notebook
「きみに読む物語」はストーリーも良かったのですが、音楽がとても美しかったので、こちらのサウンドトラックを早速購入しました。1曲目の「Main Title」を聴いた瞬間、頭の中にノアがボートを漕ぐシーンが蘇ってきて、音楽と映像がとてもマッチングしていたすばらしい映画だったんだと思いました。この映画を見て感動された方はぜひ一度聴いてみられることをオススメします。
ブルーバレンタイン [Blu-ray]
この映画に誰もが圧倒されながら、でも賛否両論であるという意味が良くわかります。こんな誰にでも日常ふりかかりそうな身につまされる話を、髪をぬいたり体重増やしたり歯をいじったりしてまでの熱演で表現しないで下さいよってことかと思います。シリアスな夫婦喧嘩を見てるなんて、自分の身に覚えがあれば辛いし、そうでなければ不愉快なだけだし。大体男って一生懸命に自分の気持ちを伝えようとして相手にすかされると、くどくなるんですよねぇ。うわぁしつこくて嫌な奴だと観客としては思っても、男としてはあぁ〜あんなに一生懸命なのに辛いなぁとこの主人公の旦那を見てしまいます。女性はもう完全にこの主人公の奥さんに感情移入してしまってこれまた辛いと思います。この夫婦の気持ちが完全にすれ違ってしまう様があまりにもリアルなんです。以前に雑誌の特集で後味悪い映画ベスト(ワースト?)20って企画がありましたが、今ならこの映画は上位に絶対入ってそう。最初は何で現在と過去をザッピングのようにかわるがわる繋ぐ陳腐な構成にしてるんだろう?と思ってたのですが、これ出会いの頃の最高の状態と別れのときのどうしようもない焦燥感を交互に見せられてる訳で、意地の悪い映画ベスト(ワースト?)20って感じです。まぁこんな経験のない人でも身につまされること必至。恋愛経験のある人には最高の(最低の?)普遍的なダウンな気分が味わえる映画です。私は離婚歴ありですが、私の場合はどちらかというと“ジュノ”に出てきたロックスターになりたかった情けない旦那バージョンだったりするので、この映画とは正反対なんですが。それでも痛いこの映画は・・・。これ今の奥さんと一緒に見てしまったけど大丈夫かな?もしかして反面教師としてものすごく役に立つ映画かも知れません。
The Notebook
This book is about love and what tickled my taste bud was the main characters' never fading love itself.
However,the first thing that got on my mind was that the author of this book must be a man because I don't think men see things as the main characters' do and which made this story a bit quixotic.Thus 4 stars.
きみに読む物語 (ソフトバンク文庫)
映画を見たという友人が絶賛していたので、本屋でその映画の原作本を目にすると、思わず買ってしまいました。
アメリカではかなり売れた本らしいし、映画も好評だったようで、期待して読み始めました。
作者のデビュー作(?)なのかからかもしれませんし、翻訳のしにくい類の物語なのかもしれませんが、文章にまだまだ完成しきれていない感じを受けました(悪い意味ではない。嫌らしさのない文章とでも言いましょうか?)
それでも、なぜこんなにも感動してしまったんだろうか?とても美しいものを見たような気持ちです。カヌーに乗って見に行った、湖で羽を休める水鳥の風景がずっと頭に残って、その静かな風景と、老後の二人の静かな生活がダブり、とてもよい印象を受けました。
「きみに読む物語」
題名もなかなかいいですね。しかし、ふと思うのが、僕には読むべき物語があるのだろうか?ということ。意外と考えされられてしまいました。