バブルBのビッグ・バン
そもそもポップアートとは、その通俗性あるいは大衆性ゆえに魅力的であると同時に、我々の心や文化そのものを写す鏡となる存在だ。
その意味において、このCD&DVDにぎっちりとつまった映像および音声は、愛すべきチャーミングさと、目を背けたくなるような居心地悪さや恥ずかしさを含む、現代日本文化の鏡像として。本当の意味でのJ-POPあるいはJapan Pop Cultureの集大成的な作品群としての、突出したユニークさを持つ、まさにコンテンポラリーなポップアートそのものといえる。我々があえて忘却しているような、無意識の隙間を、バブルB氏は映像と音声のサンプリングとエフェクトを使った誇張や拡大によって、意識化してしまう。
それはともかく、Enjo-G氏のボーカルとなるオリジナル曲「セットでドリンクバー」や「バリバリスナック」の圧倒的な素晴らしさといったら。これらの楽曲のライブ中、偶然居合わせた子どもたちが、勝手にステージに登って踊りだしてしまったというようなエピソードからもわかるが、とにかくキャッチーで、数日間は耳に残ることは間違いない。
海外の現代美術などに注目する前に、まずこのボリュームたっぷりの作品集を鑑賞してみてはいかがでしょうか?
ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.2
収録トラックが半端じゃありません。
収録ゲームも当時のファミっ子達には多くの思い出がある作品ばかり。
Vol.1の様な、音が小さくなる箇所(多分、目的の音を聞かせる為の
演出なのだろうが)も無くなり、純粋にサウンドトラックとして聴け
る物となりました。
今回はハドソン特集。
チャレンジャー、スターソルジャー、ヘクター'87、迷宮組曲と全盛
期のハドソンを支えたタイトルが収録され、後半トラックは熱くなっ
ています(笑)。
個人的に、迷宮組曲の収録はかなり嬉しかったです。
ラストボーナスステージの音楽もちゃんと収録。
これでもう1つ、音楽が熱いボンバーキングも収録されると文句なし
だったのに…。
スペランカー先生 -アイレム発 特撰ふる里4コマ小唄-
アイレムの公式サイトに行けば全てタダで読めるということを述べておきます。
しかし、それでも私は買いました。
PCディスプレイで目が疲れることなく、何時でもふるさと4コマを読めるのはファンとしては嬉しい限りです。
攻略本限定の話も載っていますし。
ただウェブのほうにあった解説コメントが消えているのは悲しいですね。
特に「ドキドキすいこでん」はキャラ解説が重要だと思うので・・・
スペランカー アンソロジーコミック (CR COMICS DX)
まあ・・・原作設定を崇め奉る人にとっては駄作かもしれないけど・・・それなりに面白いよ?これ。
書いてる漫画家も、スペランカーを知った上でギャグに書き直しているだけ。
そもそも、ライトユーザーにとっては、もともとスペランカーは理不尽なク〇ゲーでしかないし、そこに面白さを見出す人々がいる訳で。
PS3のネット配信スペランカーは結構遊べたけど、あんな感じのコミカルさが、このアンソロジーコミックにはある。
しかも、そもそもアンソロジーコミックなんだから、原作ガチガチの作品を期待して買う人の方が少ないでしょ。それなら原作本をリクエストすりゃいい。アンソロジーに噛み付くのは筋違い。
俺は星4には面白かった。
Linux100% Vol.12 (100%ムックシリーズ)
今回は久しぶりにLinux100%チームオリジナルのUbuntu OSがついています。
UbuntuベースでコードネームはTaiyaki(鯛焼き)だそうです。
なかなか使いやすくなっています。あと、AMD,ATIのチップセット、グラフィックチップを使っている人にも配慮してあるのには驚きました。
Live DVDとして試せますので、現在の環境を触らずに遊べます。
記事の内容としては、LinuxでできるDVD焼きなど力が入っていると思いました。
新しいGIMPの対抗馬フリーソフトの話題などがとても役に立ちました。